2024.4.20土
夜遅く帰りながら、ハナミヅキを見る。花の形状が不思議で見てしまう。
数年前見えないウイルス を不安に思ってた頃、静まり返った道を散歩しながら日々を耐えた。夕方の静かな道の花をつける樹を眺めた。
あれからあまり時間が経ってないのか、遠くのことなのか心のなかの位置に収まりきらない。
昨夜は歓送迎会。微妙な幹事役。
4月前半は大崎清夏さんの『私運転日記』を読んだ。ところどころ、自分とリンクするような言葉があって読み進めるのが自然だった。
起きてから次に何を読むかぼんやり考える。
ひとつ装丁が好きな句集が手元にあって、たぶんこれだと思う。
今日は歌会に。でも少し眠くてまだ身体が起きていない。
こういう日々をスローにする時がきたり(数年前よりも億劫なこともある)、あるいは、スピードがあがる時がきて、そこに自分を失わないでいること。
ゆらり。
透明な膜のなかの身体から取り出してゆく自分の声を