きょうだいが婚約したらしく、明日(もう今日だ)彼を連れて挨拶にやってくる。俺は実家にいるから、顔を合わせることになる。彼がいちばん緊張し、親も親とはいえ緊張していると思うけど、俺も緊張というか戸惑いみたいなものを感じて嫌な気分になっている。彼のことが嫌なのではない。急に人間関係ができて、対応しないといけないということに。俺は興味がある人の動向には興味があるけど、家族には興味があるわけではないというか、自由にやったらいいんじゃないかと思っていて、だからきょうだいが結婚することも正直にいうと「そうなんだー」くらいにしか思わなかった。これはネガティブなものではなくて、好きなことを好きにやったらいいねというポジティブな捉え方で、でもまあ個性的な捉え方だとは思う。結婚することはすごいことなんだろうけど、俺にはよくわかってないからこういう反応なのかもしれない。それは全然問題じゃなくて、問題なのは俺がどう対応したらいいのがわからないことだ。会話はリアルタイムで返さないといけないから、それが苦手で、ネット上なら考える時間があるからまだいいんだけど、だから会話がとても苦手。そのうえ会社に勤めたことがないから雑談のやりかたを知らない。ここでいう雑談というのは、それぞれ立場があって何か関係するような関係。会社の上司や取引先との関係みたいな。そういうなかでの雑談。親、きょうだい、彼、俺(きょうだいのきょうだい)、これは家族という立場があって、その関係性がある。関係性がなければまだ話せるかもしれない。けど、というか、俺と彼が話をするとして、俺の話を家族に聞かれるのが嫌すぎる。俺はそもそも家族の前で自分の話をするのがなんか嫌で、いや話さないわけじゃないんだけど、みんなもまあそうだと思う、友達とする話は家族には同じように話はしないよね、そういうことだ。あと俺は働いてないから仕事の話もできないし、聞かれたら簡単なことしか話せなくて、話を深掘りされたら嫌だなあと、そういう気持ちがある。稼げてないので。稼げてたら聞かれても答えられたと思う。この稼ぎ方で稼いでた時もあるから、仕事としては稼げるものなんだけど、いまは稼げてないから、どういう仕事なのか説明するのが嫌だなって。あとは単純になにを話ししたらいいのかわかんない。会話のほとんどは親との会話だから、俺はそんなにというか全然緊張する必要はないわけだが、俺は家族の中でも会話を自発的にするわけではないこと、もう人との会話も全然してないこと、俺個人の話はできないこと、これらがあってなんか嫌だなあという気持ちになってる。これって家族になるからとかそう言う問題じゃなくて、もう全然関係なくて、ふつうに新しい人間関係をつくるために何かしないといけないっていうことが嫌なんだよね。婚約したって聞いて、1ヶ月もしないうちに挨拶にくるの、早すぎないか。ちゃんとしてるタイプなのか。。
両親に挨拶に来るわけで、家に来たとき、俺はどこにいればいいの??同じ部屋?別の部屋にいるのもなんか変だよな。でも同じ部屋というかリビングで、俺はどこにいればいいの?だって最初の最初だし、いろいろ話すると思うんだよ。そのとき俺はマジでどこにいたらいいんだよ…。この文章を書きながら読むと、第三者視点なら「別に俺くんはそんな気にする必要ない笑 両親との挨拶だし!」とか思うと思う。ただ、俺は会話が得意じゃないし、精神的にも今は不安定ということがあって、なんだかなあって。そういう感じ。この文章を書いていると、少しだけ思ってたほど大したことじゃないかも思えた。けれど、というか、家族関係とか以前の、単純に人と話をすると言うこと、継続的な繋がり、だからちゃんと対応しないといけない、このことに嫌気がさしてる。ふつうならこんなこと思っても言わないようにするようなことかもしれないけど、ちゃんと吐き出そうと思ってここに書いた。書き忘れてた。彼は二泊するんだよ。その日とかなら全然問題ない。でも一泊でもなく二泊するらしくて、そうなると寝る前までいるわけだから、どうしよーって話。さっきも言ったけどこうやって文章にして他人事のように読むと全然大したことのないように見えるね。挨拶ということだし、俺はあんまり関係わけだし。でも俺はいま心にあまり余裕がないから、ちょっとしたことでも考えることがしんどいから、そっか、たぶんだから対応するのが嫌だなって思うのかもしれない。先々月のクレカ滞納は払ったけど一度滞納になってしまったわけで、先月も滞納して支払えてなくて、支払える予定だけどまだ無理で、滞納自体もクレヒスに傷はいって普通にやばいし、連続とか論外なわけで、それもあるし、いろいろとしんどい。最初家に来てそのとき俺はどこにいればいいんだよって嘆いてるのマジでアホらしい。でもそういうちょっとしたことでも意識しちゃうのと考えちゃうので疲れてしまうのが事実で、もう考えたくない。寝て起きたら明日。いやだな。
追記
朝起きたら父のほうから、彼がきたとき俺がどこにいたらいいのかの話をしてきた。俺は何も言ってないんだけど、来たときの状況を想像したらそうなるわな。とりあえず30分くらいでらふにやろうと思っているらしい。俺は外にいて、終わったらLINEして、帰ってくるという流れになった。帰ってきたら注文してた飯を食べるみたい。俺が家にはいるときの、この芝居するわけじゃないけど、俺だけ初対面になっててこんにちはーってなる瞬間だけううってなるけど、まあしかたなし。
話は変わるけど、思想家のフーコーの自己への配慮や、パレーシアといって本当のこと(真理)を語るということについて、この考え方は今の俺に大きく影響しそうで、ちゃんと調べようと思った。フーコーを知るためには、事前知識としてフーコー以外の思想家の思想も必要。いろいろ読もう。