心動かされる夢を見た時、夢日記をつけている。iPhoneのデフォルトのメモ帳に2019年からつけている。きっかけは叔母が飼っているフレンチブルドッグを洗面台の排水溝に流してしまうというわけのわからない夢を見たことだった。わけがわからなすぎて残しておかないと勿体無いと思ってメモしたのが始まりで、それからは朝起きても覚えている夢はせっせと書き残している。ちなみに叔母はフレンチブルドッグなど飼っていない。
今日は弟に感化されてペットを飼う夢を見た。しかも一度に子猫とチンチラとハムスターを同時に。全て猫に食べられそうなラインナップだ。
ペットを飼う夢はよくみる。多分ほんとうはかなりペットと暮らしたいと思っているからだと思う。でも毎回夢の中でわたしは誰かに隠れてこそこそペットを飼っていて、そして飼っていることを忘れて世話もせずに二日くらい経過してから、ハッと気付いて隠している部屋に急いで向かって忘れていてごめんね、ごめんね、と泣く。ペットたちは元気にみいみい鳴いて待っていてくれる。ああ、夢でよかった。夢ですらこうなのだから現実で飼うのはわたしには無理だ、と思って起きてから虚しくなる。
今朝はペットを部屋に迎え入れたところで起きた。いつもみたいに放置してしまって落ち込むところまでは進まなかったので、起きた時に「ああ、いないんだ、さみしいな」と思った。ハムスターを飼いたいともう8年くらい言っている。その度に父に「お前は世話できないからやめとけ」と言われた言葉が甦る。
