買って良かった 2024

otapo
·
公開:2024/12/30

服を買うのが楽しくなって以降、生活の中に楽しみが増えた気がする。

日々身につけるもの、そばにあるものを好きと思えるのは、心の健康にも良い。

Rucksack Villageのリュック

具体的にいつの頃だったかは覚えていないが、数年前にイラストレーターのIZUMIDA LEEがInstagramで紹介していたのがRucksack Villageというアカウントだった。

Jun Kamoという個人が制作している、手作りのリュックサックのアカウント。

ボロや風合いのある布を組み合わせて作られた、カラフルで、少し変わった形のリュックサックたち。

中学生の頃から40のいままで、日常使う「カバン」は圧倒的にリュックサックなので、「これは好き」「これは嫌い」がそれなりにある。

丸みのあるかわいらしいリュックが良くて、角ばったスポーツタイプのものは嫌。

色は派手過ぎず、でも地味でもなく。

どデカいロゴが入っているのは嫌。

ボトルホルダーと、取り出しやすいPCスリーブは必須。

小物を入れるポケットの中には鍵をひっかけるフックが欲しい。

などなど。

Rucksack Villageの手作りのリュックはどれもかわいくて個性的で、「欲しい!」となったんだけど、依頼の仕方がわからなかった。

ときどき「これは◯◯のためのリュック」という投稿があり、オーダー制っぽい雰囲気を感じるが、受け付ける窓口みたいなものはなかった。

そのままアカウントをフォローし続けて数年。

今年の4月に「6人だけ注文を受け付けるよ」という投稿があり、急いでメールをしたら返事が来た。

「金額は$350から$725で、あなたの希望する金額で作る」

「頑張って作るけど、毎日仕事があるので、いつできるかは約束できない」

「支払いはリュックサックが出来上がって、あなたが満足したら払ってもらえたら良い」

「あなたが納得できなかったら、一緒に解決策を考えましょう」

牧歌的かつ贅沢なシステム!

リュックサックの仕上がりに関しては一方的に信用しているので、金額だけ迷って真ん中の$500としてウェイティングリストへの追加を依頼した。

そしたら質問が来た。

「リュックサックは何に使う?」

「何を入れる?」

「右利きか左利きか」

「好きな色や柄は?」

「身長は何センチ?」

「あなたを笑顔にするものって何?」

全部答えて、少しやり取りして、10月になって「もうすぐあなたのリュックサックに取り掛かるよ」と連絡があり、10月22日に物が届いた。

実際に届くまで写真も見ていないので、袋を開けるときのドキドキったら。

今は毎日のように使っていて、これからもずっと使う自分だけのリュックサック。

買って良かった。

LOEWE x onのナイロンランニングシューズ

onのスニーカーが好きで、特にアッパー部分が布のものがかわいくてよく履いていた。

今年の初めの頃に履き潰してしまい、新しいものを買おうとonの店舗に行ってみたら、好みのタイプのものは廃盤で、似ているけど「そうじゃない」ものに変わってしまっていた。

新しい靴を買わないまま過ごしていた今年の5月頃に発表されたLOEWEとonのコラボのラインナップに、めちゃ好みの布タイプのものがあった。

値段もスニーカーにしては高いがLOEWEにしては安い、買えなくはない金額。

買って良かった。

nanamicaのクルーザージャケット

服を買うようになるきっかけになったバルマカーンコートがあり、それはそれで引き続き気に入っているものの、着たまま座りたくないし、脱いだときもちゃんとハンガーにかけたい、ちゃんとしたコートなのが逆にネックになることがあった。

電車に乗ったときもそのまま座れる、丈の短い上着を1つ持っておきたい。

そんなことを思いながら肌寒い季節になり、前から気になっていたnanamicaの店舗でいろいろ試着して、ネイビーのクルーザージャケットを買った。

シンプルだけど、腰ポケットが上からも横からも入れられるようになっていたり、スナップボタンが留めやすいようになっていたりして便利なのと、中のブルーのチェックがかわいいので気に入っている。

買って良かった。

木彫りの熊

高旗将雄さんというイラストレーターの方がいる。

かわいいクマのイラストなどを描く方で、多分10年くらい前からInstagramをフォローしていて、たまに小物を買ったりしていて。

その高旗さんがいつからか木彫りの熊の作品を作り始めていた。

そしてまたいつの頃か、会社の同僚が「木彫りの熊は良いぞ」と言って『熊彫図鑑』という本を教えてくれ、八雲の木彫り熊の世界の奥深さに触れていたり。

徐々に木彫りの熊への気持ちが高まっていっていた3月、伊勢丹新宿店の催事として、北海道の木彫り熊100周年の展示&販売会が開催されるということで、「良さそうなものがあって、買える金額だったら買おう」と出かけ、茂木多喜治さんの熊と高旗さんの熊の2匹をお迎えした。

高旗さんの熊はリングケースになっていて、中に指輪を収納できるかわいい仕様。

その後、佐藤憲治さんの熊もお迎えし、3匹並べて仕事机の後ろの本棚の上に飾っております。

飲み物を取りに行ったりするたびに目に入って、いちいちかわいい。

買って良かった。

ステッパー

(後で書く)

Wimbledon

(後で書く)

Beyond the Pines Vol.1

(後で書く)