パルワールドが信じられないくらいに流行っている。自分自身もいつぞやのトレーラーを見て「なんか色々な意味で凄いのが出るな…」と思ってたんだけど、それにしたって流行りすぎだろうと言いたくなる。ぼくも触ってみるつもりだったので、先日PCゲームパス版をプレイしました。
コレがねー開始1時間ほどでやめちゃうくらい合わなかったんですよ。この手のジャンルのゲームはめちゃくちゃ好きなので絶対ハマっちゃうだろうと思ってたのだけど…なんかかわいそうという気分になっちゃって。
パルという生き物を捕まえるのにHPを減らして弱らせるということをしなきゃいけないんだけど、この可愛らしい見た目の生き物を木の棒やグーパンチで殴ってHPを減らすという行為がしんどくて耐えられなかったんですよね。捕まえて仲間にしようとしているはずなのに「あーあーごめんね…ごめんね…」という感情が一番上に来ちゃう。他のゲームでは似たようなことをしててもあまり気にならなかったんだけど。
変な話最初からパルを1匹持っていて、捕獲する時もパル同士で戦ってくれたらそんな気持ちにはならなかっただろう。そのあたりリファレンス(にしているはず)のポケモンは良くできているんだなぁと改めて気付かされました。だってしょうがないよ、あんな見た目してたらそりゃポケモンが嫌でも頭にチラつくでしょ…
パルワールドをぶっ叩くためにこの記事を書いているワケじゃないので、ここで言っておくとですね…ゲーム自体はすごく良くできているんです。昨今の流行り物ゲームをおもちゃ箱のように詰め込んでいるのにもかかわらず、破綻なくシステムとして活かされている。インディーズタイトルでこのクオリティのアーリーアクセスに持ってこれるなんて本当に凄いことなんです。本来はゲーム性で真っ当な評価をされるべきなんですよ。
だからこそ今回の騒動はパロディやオマージュといった部分のラインの見極めを誤ってしまったのかなという印象を受けました。本当にもったいない。
気になった方はぜひ開発秘話のnoteも読んでみてください。