先日Baldur's Gate 3をクリアした。ゲーム内時間は50時間ほどだったけど、Steamでの表示は90時間弱…トライアンドエラーを繰り返した結果だと思う。よくあるJRPGやオープンワールドRPGでは味わえない特別な体験がそこにはありました。
何気ない選択が後々大騒動になったり、出会いの中で仲間になったり敵対したり…時には辛い決断を強いられることもあった。このゲーム体験はまさにTRPGそのもの。選択肢だけではなく自分が選んだ種族や職業、その時連れていた仲間すらもストーリー展開に影響してきて、それが段々と結末に収束していく。本当に自分だけのストーリーが作られていくという感覚に陥るのだ。
そしてエンディングも17000通りも存在しているので他のプレイヤーと重複することも中々ない。なんなら道中の展開ですら人と同じにならないんじゃないのだろうか。実際職場の人とBG3の話をすると同じ場所を攻略しているはずなのに展開がぜんぜん違うのが面白い。
そういった自分だけのストーリーが作られていった結果、エンディングで”食らう”のだ。あの時こうしていればとか、あの時死んでいなければとか…ゲームが終わったあと1時間くらいあるスタッフロールを見ながら色々な感情が渦巻いてしまい、涙が止まらなかった。ただどんなにたくさんのエンディングが合ったとしても、自分でたどり着いた結末だから、どんな事になっても不思議と受け入れることができちゃうんだよね。
という訳で信じられないことに現在2周目をプレイ中です。職業や種族もかえているので既に1周目と違うことが起こりまくっていて凄い。とんでもない傑作と出会ってしまった。こうなったらトロフィーコンプするまで遊び尽くすしてみようかな…