ひろいあげる、ということ

otoneonet
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公開:2024/11/3

おはようございます。5時代だー。昔は起きていて5時になることはあっても、特別早起きしないといけない予定がないかぎり、この時間は寝ている方の方が多かったです。でもいまはすっかり"起きる"時間として馴染み深くなりました。二度寝しちゃったりはね、全然するんだけども。

最近は大体このタイミングで日記を書こう、としずインを立ち上げて、います。そして特に何を書こう、とか思い付いてなくてもまず今日みたく、おはようとか言ってみます。するとするする、あ、今日はこういう感じにしようかなみたいなものが浮かんできて、楽しく書いてます!それがとっても嬉しい〜!


じぶんのはなしをします。いつもやん、ていうからは突っ込みは脳内でしつつ、今日は書くことについて、意識が変わったお話をしたいです。

今ここを見てくれているおともだちは大半、黄黒で出会った方がおおく、わたしがあまりにも友達がいないので、東京に行った時にも相手をしてもらったりしています。直接伝えてはもちろんいるんだけど、改めていつもありがとう。

二次創作でイベントに頻繁に参加するようになったのは黄黒からでした。そして、そこがスタートだったからこそ、環境や周りの人たちの優しさに恵まれて、そのおかげで今でも"書く"ということを続けられてると思っています。

小説という媒体というか、存在は大好きです。文章のくぎりかたとかでリズム感を感じたり、畳みかけるような勢いにのまれたり。あるいは日常では得難いくらいの激情を語り手と共に、心に宿したり。

更に一般書、という区切りをしますが、本屋さんに置かれているものに関しては、同人誌とは違って一人でなにもかも基本完結させて、発行!あ〜気をつけてても、誤字も誤用もたくさん残ってる!なんてことが、基本ありません!むしろ、たまに誤字、みつけたときは嬉しくなります。なっちゃダメなんだろうけど、ヒューマンエラーは必ず起こり得るものだし、ね!お仕事で校正されているであろう方も、時には見逃してしまう、そういうところもある同じ人間なんだなあと思うことができるのです。

詳しくどういう流れで発行されるかはあまり知らないのですが、職業を主軸にされてる作品は、参考文献などが巻末にのっていたりしますよね。あれを見るの、好きなんです。読んでる最中にこんなことを考えてるのはノイズでは?という気持ちはあるんですが、どうやってこんなに説得力のある描写にできるのだろう?と不思議に思うことがよくあります。あと、同じ作家さんの本でも、全然違う設定なのに、まるで本当に体験してきたかのように、リアリティのある表現に圧倒されたり。取材や参考文献、あるいは作者の方のいままでの経験など、ひろいあげられるものから全てひろって、そういう説得力のあるものは形作られているのかもしれないなあと、勝手に想像を働かせていたりします。小説として話してますが、媒体問わず、ですね!何かを作り出すって、基本は大変なものです。


先ほど、存在は好きです、みたいな言い方をしちゃいましたが、そうなんです。最近はなんとか、気持ちを切り替えられるようになったんですが、仕事として書いているわけでもなく、自分でイベントを申し込んでいるくせに、小説を書くのが嫌で、むしろ苦手でした。過去形なのは最近は好きのほうに寄ってきているから、です。じゃあなんで書いてるの?て自分でも思うんですけど、なにか突き動かされるものがあるから、という結論です。生み出したい、こういうお話を自分のなかから吐き出さないと狂いそう!ってなって大体イベントに申し込んで逃げ道を断ってから、やってくる〆切に怯える日々が始まります。

苦手だし嫌いだけど書きたい!から、好きだけどやっぱ苦手だけど書きたい!に気持ちが変わった気がします。これについては自分の意識の問題、ですが、この意識でいられたのも、私がイベントに出る、という体験を、周りのおともだちたちの人柄の良さだったり、誠実さで、よりいいものにしてもらえてたからなんだ!と本当に強く、感じます。

はじまりでトラウマをかかえたら多分、今もこうしてイベントでたりとかはしてなかった気がするので……。

そして苦手で嫌いでも、続けてきたからこそ、好きになれてきたし、私もひろいあげる力が昔より高まったような気がします。

単にお話を楽しむのももちろんなんですが、たとえば、この作家さんにとっての、眠る、という行為は、ここに比重をかけているのかなみたいな。そういう感じで、文章を通して、作家さん側の感性に対して勝手な想像を膨らませて読むことを好むようになりました。

すると、凄く視野が広がったきがして、より一層読むのが好きになりました。

そうして、色んな知識をひろいあげるようになったから、書くことも、昔よりスムーズになりました。日常の些細なことにアンテナを貼れるようにもなったきがします。そのおかげで、書くこと自体も好きになれてきているし、これからもそうでありたいなと思います。

私が基本家から出ない生活をしていても、こうして日記をなんとなく書けているのも、色んなものをひろいあげて、心の引き出しに仕舞っているからなのかなあ、と考える朝でした。

いつもなんだけど、書き始めと書き終わりで時間帯が変わってしまう……それくらい夢中になっているということですね。

6時半だ!朝ごはん、たべよかな〜

@otoneonet
じゆうにかいています。 腐向けの二次創作するタイプのオタクなのでお気をつけください。