年賀状終いにすると毎年両親が言うけれども、なんだかんだ今年も作成した家族写真の年賀状。わたしは大学時代の友人ふたりにかれこれ数年、毎年送っている。ひとりは毎年達筆な年賀状がかえってくるけれども、もうひとりは届いたことと今年の年賀状の感想をメッセージでくれる。どちらも大好きなともだち。不定期に会うのだけれども、この前会った際には「あなたが好きなことを話すとき、目がキラキラしててわたしたちも楽しくなるし嬉しくなっちゃうよ」と言ってくれて本当になんて素敵な友だちなのだろうと思った。そんなひとりの友だちからの今年の年賀状は白銀の上に足跡がついているポストカードとびっしりのお手紙だった。