一年くらい前から寝室にスマホを持ち込まないようにしている。最近は日中もトイレの棚に置いておいて、数時間に一回チェックするだけにしている(電話はほぼかかってこないし)。寝つきと精神衛生によい。しかし今日はパソコンで調べ物をしていたら非常につらいニュースが目に入ってしまい、落ち込んでいる。
ジャンルを問わず、孤独な仕事だと思う。どんなに近くに誰かがいても(それもいないわけですが)何もわかちあえない。意味もなく/理由があって落ち込み果てているときに来る「原稿早くください」の無情な催促だけが、元気をくれる。生きる気力をくれる。仕事だけが私に存在理由をくれる。そんなこたないのは頭では分かってるんですが。誰にも私個人について言及してほしくない。仕事だけ見て(カワイイところだけ見て)。しかしそう願っても絶対そうはいかないのも、こういう仕事の因果なところなのだ。みんな好き勝手言う。私も他の作家に好き勝手言ってきた。叶うならさっさと水槽に浮かぶコードの付いた脳みそになりたい。マトリックスのあれでいい、あれで。