仕事がはちゃめちゃで、いそがしすぎてばりくそまじやばい。フリーランスが忙しがると自虐風自慢になってしまいそうで辛いんですが、それくらい言わせておくれよ。マジてんてこまいなんです。スケジュールの管理も若干やばめになってきている。今日なんか待ち合わせの日を一日間違えていて、無駄にきっちり化粧して無駄に遠出してしまった。ばかである。明日また同じ化粧で同じ場所に行くぞい。
忙しいのは本当にありがたいし、来た仕事は(ほぼ)全部やる。そして台風のように作業をしているさなかにだんだん不安になってきているのは、「無冠」の二文字だ。タイトルを持っていない。きょうびそんな作家は大勢いるが、そのタイプの人は他のジャンルで業績をあげてそこから文学に……というパターンが多い。おれは違う。生え抜きのテキストマンで、なんだかんだ15年くらい筆で飯を食っていて、そして何のタイトルも持っていない。賞なんてただの飾りだぜと若いころは思っていた。権威主義なんてくそだぜと。権威主義がくそだと思っているのは変わらないが、しかし無冠でこの仕事を続けるのはパラシュート無しで自由落下しているような気分になる。なんかくれ。こういうこと言ってるやつはきっとノミネートもされない。なんかくれよお。地面は……まだ……遠い……と……思う……んだけど……どう……かな…………??