頭のバックトラックにうすーく希死念慮が鳴っている。昨日きょうのことではなく、二十年以上ずっとだ。鬱やパニックとの付き合いももう長い。私の場合最も頻発する状態はフリーズしてしまうことで、文字通り身体が固まりその場から動けなくなる。トイレに行こうとする途中で固まってしまい、家の中でマジ漏らししそうになったことも何度もある。自宅で石になるぶんにはいいけど、出先でなっちゃった場合が怖くて、調子の悪いときはよけいに外出が減る。
去年は久しぶりにひどめの発作を起こして、調子を戻すのがだいぶ大変だった。正直まだ本調子ではない。そんなんでも痩せることだけはないのが腹たつな。完治するものとは思わないほうがいい、と知識としては分かっていたけど、もしかして一生こうなんか?と思うと、わりと暗澹マンだ。こういうのもあるので、やっぱり今後も誰とも暮らせない/暮らしたくないなと思う。
正直、そんなに長生きしたくない。長寿の家系っぽいのが悩ましい。でも親より先に死ぬことだけはしないように気を付けている。なぜなら、もし私が先にみまかったら、その理由がなんであれ新聞に載るような大それたことをしでかすに違いないひとだからだ。世界の平和のためにも、一秒でも後に逝かないといけない。二人とも今のところやたら元気なので、たぶんそれはもうちょっと先のことになる。