自分にとって推しと意思疎通ができる今の環境は20年以上オタクをやっていても本当に未体験で新ジャンルなんだなと、4時間以上ある配信をリアタイしてから3回は等速再生していたことに気付いて実感した。ゲ実最盛期を通った世代から見てもVの二次元的な質感はいまだに未知でSF的。
3Dは特撮に近いからライブで脳がバグって限界になる理屈は分かるんだけど、2Dで視線を感じるあの感覚は他で得がたい革新的な映像技術のような何かを感じている。この錯覚とも違う、言葉にできない現実への衝動が「生きてる」っていう感情なんだろうな。
それはそれとして🦊の🌈3Dの使い方は天才! ⚔️は👻⚔️コラボでしかリアタイで見たことないし、古参リスナーですら似た状態で笑った。
以前⚔️の配信を「眠くならない講義」とは評したけど、リアタイして1週間以内に何度も観るのはだいぶ勤勉だな。物量がありすぎて8ヶ月間ほぼ毎日アーカイブを観続けている(現在進行形)ことによる単純接触効果があるにしても、同じ内容を延々と観ていても楽しいのはなんでだろ。顔も声も好きなのはその通りではあるし、アニメで好きな回を繰り返し観ることは普通にある。
まあChapter3が神回なのは事実。びっくりポイント以外Amanda回並みに始終穏やかなトーンだし、訳されてない箇所で不意に素の英語が聴けるお得感もあるからマジで延々と観ていられる。⚔️本人は「リスナーと深く対話しない」スタンスなのを知ってるからこそ、終盤で視聴者側も「配信」の完成度にぬるっと入れてくるエンタメ乗組員理論に久々に殴られてまいった。配信に乗らない本人コメントも含めて完走した満足感がヤバい。本当に楽しそうにゲームするよね……Superliminalに次いで好きな回だわ。
これで自分のリスナーに優しくないつもりだからタチが悪いし、そりゃ皆リアタイやめらんないよなあ。観てたら体調治ったのはガチなので少なくとも福利厚生は手厚い。推しが話し掛けてくる現実ってとんでもないぞ。
しかし毎秒推しが映って喋り続けている状況はそうそう経験無いから検証できなさそう。モノローグ型の主人公が画面越しに反応してきたり(セカイ再信仰特区MVの歌詞が漫画のモノローグ風なのらしくて大好き)、メタめなカートゥーンにマジの双方向性を持たせるような感じ?
最近🦊の配信でタートルトークのネタがあったけど、ほぼ通じる環境下だと思うとめちゃくちゃ面白い構図だな。なんかすごい体験してる感。
それこそ本来はアトラクションや劇場でしか味わえないジャンルだから、娯楽としては観る側のコスパが良すぎていっそ贅沢なのは分かる。メンシとエールとBOOSTとライブとイベントとたまの投げ銭でどうにか気が済んでるくらいには投資し足りないが、そういうフラストレーションを解消する面でも公式グッズの存在はありがたいのかも。回り回って推しの力になるのもそうだし「推す側が」気分的に満足するフェーズも必要。
グッズを集めること自体は漫画キャラへの一方通行なモチベーションとほとんど変わらないし、自分はどちらかというと雑貨や日用品にさりげなく推し要素を添えて喜ぶオタクなのが分かってきた。「本人が一番最高」という原作至上主義なところは平常運転だけど、このジャンルでファンとの双方向性の良いところもたくさん見つけられたよ。
とりあえず辰年記念に四神グッズを買いました。ついでに少なくとも干支分は世代差があるだろう事実に気が付いてしまった。推しより長生きしたくないオタクとしては幸いである。
将来コンビで12歳差になることの方がよほど重要(10周年まで祝いたい)
追記:届いたら⚔️ステッカー単発で引いて踊ってる ありがとう辰年🐲