原作・クワハリさん、作画・出内テツオさん「ふつうの軽音部」1巻を読んだ。旧Twitterのマンガ好きな人たちのポスト以外の、思いがけないところでも作品名を見かけるので人気があるんだと思う。タワレコとコラボしてたりとか。そのうち「気になってる人が男じゃなかった」みたいに作中曲を集めたアルバムが出たりするのでは?だったらかっこよ〜!
この作品、主人公の鳩野さん(はとっち)が主体性を持って行動したのはギターを買って軽音部に入る事だけで、あとはそのギターを練習したり歌ったりしかしていない。
周りのキラキラ高校生は愛だの恋だのにも忙しい。けどはとっちはギターの練習しかしてないのに周りは変化していく。はとっちは空気読めなくないし、共感性羞恥をやたらと感じてる。どちらかというと目立ちたくなさそうな自分が主役になるとは思ってない感じ。主役にされたいけど自分からなりにいきたくない!わかるよ、それ!ある意味めちゃ羨ましい!(この羨ましさを妬むほどはとっちがキラキラしてないから面白がるしかないのかもしれない)でもきっとそれじゃあいられなくなるのだろうな、厘ちゃんの策略により!がんばれ!
そもそも、はとっちはなぜ軽音部に入りたかったのかな。ギターを買ったのも軽音部に入りたいからって言ってるけど。
ここからは完全なる蛇足なんですが、はとっちはお父さんの影響でナンバーガールとか銀杏BOYZとかを聴いてたというところに時の流れを感じざるを得ませんでした。SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE!https://open.spotify.com/track/3MbPmu45f6t9rCROGmdLdH?si=a8lKW9z_QWeRVh4-viMZIw(名曲だから聴いてね)