僕はいま、いろんな場所で、いろんなメディアを持ってる
Twitter・・・じゃなくてXのアカウントは3つあるし、自分が運営するサイトも2つ、おまけにnoteも、BOOTHだってある
多すぎて管理しきれてない、っていうのが正直なところ
じゃあなんで「しずかなインターネット」もはじめたのかっていうと、
「「こういう場所を探してたんだよ!!!!!」」
って一言に尽きると思う
僕は音楽制作(主にフリーBGMの制作)をメインに創作活動してる人なんだけど、けっこう"目的別にアカウントを細かく分ける"ようにしてる
Xのアカウントは、1.ボカロPと音楽制作のこと、2.X作曲企画「深夜の2時間DTM」更新用、3.新着フリーBGMお知らせって感じで、
自分のサイトも、1.DTM(音楽制作)ブログ、2.フリーBGMダウンロードサイト、と用途をしっかり分けてる(noteとBOOTHも自作BGMの配布先として使ってる)
Xなんて、ホントはぜんぶまとめて一つのアカウントにできればいいんだけど、なんていうのかな、見る人のことを考えると目的別に分けてあったほうがいいかなーって。僕自身もそのほうが使いやすいし、余計なことを考えなくて済むのだ
よくよく考えてみると、こうやっていまみたいに「頭の中にあるよくわからない"もやもやした塊"」をバーッと吐き出す場所って実はなかったことに気がついた
SNSのアカウントや自分のメディアはたくさんあるんだけど、どれも創作がメインのドライな使い方だったし、日常で思ったどーでもいいことをXみたいなところに書くのも自分にはあんまり向いてなかったみたい
僕はどっちかっていうと「SNS運用するならしっかり数字を取っていきたい!」ってタイプのようで、実際、前までXはかなり熱心に運用してた。その甲斐あってか1年のあいだにいくつかのアカウントで万バズを何度か起こすことに成功したんだけど、あるとき、
「「だからどうした???????」」
って自分で思っちゃって、それからXの熱が冷めちゃった
数字を狙って取りにいって、自分の予想通りに動くとすごくおもしろいんだけど、それが肝心の創作活動につながってないことが問題で・・・
たしかに、作品をもっと広げてくってことを考えると、やっぱりSNSの運用は大事なのかもとは思うのね。いまのご時世、作品の認知度って、作品のクオリティうんぬんより"いかにインターネッツパゥワー!を活用して作品を広げてもらうか"みたいなことあるし・・・
でも僕は別に人気者になるために創作やってるわけじゃなくて、ただ良い曲が作りたいだけだったから、自然とXは作品展示場と化しちゃった(壁打ち現場)
その点、「しずかなインターネット」はとてもよいのだ
具体的にいうと、数字がない、太字とか見出しとかの装飾がない、人との比較ができない環境、とか!
とにかく、しずか。余計な機能は一切なくて、ただただ文章を書きつづるだけの、まっしろな場所
Xみたいに"ウケ"や"数字"を意識しなくてもいいし、ブログみたいに有益なことをしゃべらなくてもいい。noteよりも騒がしくないし、なにより、「ちゃんと書かなきゃ!」「完璧に書かなきゃ!」「もっとしっかりしたこと言わないと!」っていう気持ちを、ゆっくり、でも確実にしずめてくれる
なにかモノづくりをしてて、一見、物静かに見える人でも、実はアタマの中にはけっこうな情報量がものすごい勢いでかけめぐってることがよくある。たぶん僕もそのうちの一人
普段は何気なく通りすぎる思考も、溜まれば相当な量になるわけで、どこかのタイミングで吐き出さないと急に調子が出なくなったりする
いままで作れたものが作れなくなって、これまで気にならなかったことが気になりはじめる
「そういう思いを自分の作品にぶつければいいんじゃ????」と思ってたときもあったけど、やっぱり"モノづくりじゃ消化できないなにか"ってあって、それを解消するにはなんだかんだ『文章にすること』がいちばんカンタンで、効果がある気がしてる
これまではこういう思考をEvernoteにまとめてたりしたんだけど、最近のアップデートで無料プランだと新規でノートを増やせなくなっちゃって終わってしまいましたの
大学ノートにぶぁーと書いてもいいんだけど、うーん、それだと思考が散らかりすぎちゃうっていうのかな。もうちょっとだけ緊張感を持てる環境で、だれからも見られなくていいけど、だれでも見られる場所、みたいな???
自分だけの日記ほどプライベートでもクローズドでもなくて、noteほどオープンではない。Xよりも思考をまとめることに適してて、ブログほど読者優先にせずともいい場所
それが「「しずかなインターネット」」なんだよね、きっと
結論、この場所は「「「「「ちょうどいい」」」」」