灼熱の卓球娘を見よ

oyutsuka
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チャイムが放課後を知らせたら〜🎵

OPから響くカチコチとした球の音色、ふんわりかわいいタッチの作画。でも騙されちゃいけない。これ、鬼レベルのスポ根ものです。本当に鬼です。

例えるなら……エースを狙え!、少女ファイト、アイシールド21とかに近いと思います。スポーツ、スポーツ、残酷な人間劇。徹底した敗北描写。努力、熱量、筋破壊。演出に関してはこちらもエースを狙え!とか緑山高校とかが近い。

pvサムネとかこうなのに

ほんとに開始1分で

こんな感じ。

しかも止め絵で終わったり出崎演出あり。どういうことなの?パッケージからは考えられない血汗涙ビシャビシャスポ根です。山本鈴美香が描いてるの?メチャクチャ影響を受けているような気がします。

キャラクターが何よりもスポ根です。

「卓球大好き」努力する天才こより。

県大会ベスト4 (物語序盤に転校してくる)

「褒められたい」承認欲求が原動力のあがり。

県大会ベスト8

卓球大好き!が原動力にあるこよりに対して、あがりは人から褒められて嬉しいが原動力。スポーツにおいてこれほど残酷な二項対立は存在しないんじゃないでしょうか。人に褒められなければ次のステップが踏めないあがりに対して、こよりは負けそうになっても「面白い」「楽しい」で勝ってくる。これほど怖い相手はいないです。

それに、一話序盤で「エース」「校内実力ランキング1位!」ともてはやされるあがりだったはずが、こよりの転校によってその地位が揺らぎます。

圧倒的ピンチ。しかもこよりと朝練前に偶然出会って、最初に卓球部に連れてきたのはあがり!そのためこよりはあがりに懐いてしまうものの、急に現れた実力派のこよりに一年生女子は湧き立つ湧き立つ。この「ふぁ〜!先輩かっこいい!」って感じもめちゃリアルです。さらに言えば一話冒頭のあの反応も……リアルどころの話ではない。作者、手に血が滲むほどのスポーツ経験者なんだろうなあ……演劇部の身としては羨ましくも畏怖の念を抱きますね。

あがりは後輩に好かれたいのにこよりに好かれて、こよりは後輩に好かれる。

この女子トライアングル、実際にあります。なんかエースを狙えの中間でもあったよね、、なかったっけ、なんか急に後輩が「岡先輩!」ってさ。勿論三年になったからお蝶夫人いないのでちょっと違いますけど。ていうかほぼ全部の漫画でエースをねらえが一番好きでちょいちょい引き合いに出しますが、許してください。あわよくば全巻買ってください。マジおもろいんで。

ちょ、これまだまだ書きたいけど全部みれてないんで自分はまたdアニメ(深淵).に戻ります。ほんま頼むみんな見てくれ頼む