おどかさないでよGoogleフォト。

「一年前の思い出」として、社長のお葬式の祭壇の写真がバーン!!と表示されてびっくり。そう言われてみれば、ちょうど一年前の今日だった。

あんなに地域に貢献して、同業の皆さんにも愛された方のそれとは思えないほどの、こじんまりとしてささやかなお葬式だった。あの日の私は親族でもないのに、端っこに列席させていただいた。

生前の社長のご苦労を偲ぶ様子もない親族ばかりが集うお葬式は、非常に腹立たしく悲しいものだった。よき理解者だった同業の方が参列なさったこと、社長が大好きだった鮮やかなピンク色の口紅でお化粧できたことがせめてもの救いだった。

どんなにその後のあれこれでドタバタしても、淋しい気持ちは全く薄まることもなく。今でもただただ社長のお顔が見たくてたまらない。

あの頃のように、朝イチから社長の愚痴をうんうんとお聞きしたい。

午後には外回りに出る社長をニッコリと送り出したい。そしてお帰りになる社長をニッコリとお迎えしたい。外回りのついでにコンビニで買って下さったお土産のスイーツを一緒に食べたい。

夕方には「社長…今日のご報告なんですが」と一緒にその日を振り返りたい。

とにかく時間も気持ちも捧げ甲斐がある方だった。お仕えするのが誇れる方だった。私には替えがきかない方だった。

「あー戻って来てくれないかなー」と思わない日はない。

社長会いたいです。