映画感想『来る』 [2024/02/25]

pagyo
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2018年公開の中島哲也監督の映画『来る』を視聴した。

観ようとして観ていなかった本作品は『貞子vs伽耶子』みたいにエンターテイメント感が強い作品だと聞いていたのでかなり楽しみにしてた。蓋を開けてみると、ぼぎわんが強くて想定以上の被害を出していたことにまず驚いた。強いと聞いていた逢坂セツ子(柴田理恵)が腕を飛ばされてから、主人公だと思っていた田原秀樹(妻夫木聡)が襲われるまでのシーンはとてもゾクゾクした。序盤のイヤ〜な親族の飲み会の雰囲気、しかも田舎の悪いところが出ているような空気感で既に気持ち悪さがあった。そこからまた別の人間のイヤな部分がテンポよく出ては、ぼぎわんが呪い殺すのは正直スカッとするポイントだったと思う。入りの演出から最後のオムライスの歌まで好きなポイントが多くてとても良かった。

最終戦をマンションで行う部分で、超能力ものだが『童夢』を感じて、確かに人外バトルだなあという感じだった。

小説版も気になるのでチェックしようと思う。

おわり

@pagyo
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