※大好きな五夢小説を勝手に紹介しております。この文章は全年齢向けですが、R-18作品についても取り扱いがあるのでご注意ください。もし紹介させていただいた同人作家さん方に失礼がありましたら直ちに消します。
まえがき
先日、こんなnoteを拝読しました。
恥ずかしながら私は『ブルーアーカイブ』について、タイトルとTwitterで流れてくる偏った情報しか存じ上げなかったのですが、そんな私でも紹介されていた作品を「読んでみたい！」と思わせる力が伊角さんの感想に宿っていて感動しました。熱量のある「好き」の気持ちと、作者さんと作品へのリスペクト溢れる文章、そして真っ直ぐな憧憬に心打たれました。
そして思いました。「あまり見かけないけれど、商業小説だけではなくて、二次創作小説も紹介したり、おすすめしたりしたい！」と。大好きな二次創作小説、たくさんあるので……！
ということで、今回は現在私が書いている呪術廻戦の二次創作小説、五条悟さん×夢主さん（通称五夢）の個人的に大好きな夢小説について語っていきたいと思います。
おすすめ五夢小説紹介
全年齢
色彩の待ち人/日野さん
#1 色彩の待ち人 | 名前変換/五条悟 - 日野の小説シリーズ - pixiv
私が初めに拝読した五夢です。原点にして頂点。読後は極彩色の幸福に浸ること間違いなしの、最高の夢小説です。
登場人物みんなが愛おしくて、幸せを祈らずにはいられなくなります。こんなにも美しいひかりと色彩に溢れた二次創作小説を、私は他に知りません。50000文字と長めのお話ですが、没入してあっという間に読み終えていました。何度拝読しても、読後は幸せの涙が流れます。
仲のいい大学の友人が、前世好きだったけど、私にだけよそよそしかった最強だったことを突然思い出した話/しみさん
#夢術廻戦 #夢小説 仲のいい大学の友人が、前世好きだったけど、私にだけよそよそしかった最強だったことを - pixiv
しみさんの五夢、拝読後はいつも泣いています。それくらい、心情描写が凄まじいんです。揺れ動き、惑う心が鮮やかに描写されていていつも感嘆しています。
物語のラストシーン、五条悟さんが運命について語る言葉で私は号泣しました。スクショして眺めては涙が滲むほど、大好きな言葉です。しみさんの紡ぐ文章は、一文一文が名文で心から憧れます。
花屋の五さんに恋をしている話/来迦さん
#1 花屋の五さんに恋をしている話 | 花屋の五条さん - 来迦の小説シリーズ - pixiv
来迦さんの小説は、リアリティが素晴らしいんですよね。どの物語も、豊かな知識がそつなく織り込まれていて感動します。世界観の構築が巧すぎる……。
花屋さんシリーズはとにかく幸福に溢れていて、拝読していると自然と笑顔になっています。温かくて、どこか切なくて、でも途轍もなく幸せで。大好きなシリーズです。
生まれ変わった高五に薔薇の花束を片手に告白される話/ゆずシトラスさん
#五条悟 #夢小説 生まれ変わった高五に薔薇の花束を片手に告白される話 - ゆずシトラスの小説 - pixiv
236話に関する五夢小説の中で一番好きな小説です。生前の五条悟さんの愛の形に泣き、薔薇の花束を持った五条悟さんが涙をこぼすシーンでまた泣きました。切なくて、悲しいのに、驚くほどの大きな愛に溢れていて。ああ、作者のゆずシトラスさんは、心から五条悟さんが好きなんだなということが窺えてじんわりとします。
R-18
結婚七年目にして「子供、作っちゃおうか」と五に言ったら/つるはさん
[R-18] #15 結婚七年目にして「子供、作っちゃおうか」と五に言ったら | 呪短編 - つるはの小説シリーズ - pixiv
私が五夢を書いたきっかけは、つるはさんの五夢小説でした。つるはさんの文章に憧れ、魅せられ、囚われて。たくさんの本や文章を読んできましたが、これほどまで文章に心を揺さぶられることはつるはさんの小説が初めてでした。
濃密ながらも瑞々しい筆致、ストーリー構成の巧みさ、語彙の豊かさ。どこをとっても素晴らしくて。つるはさんの文章は、いつまでも私の憧れです。
そして、つるはさんの小説の持つ、読後のえもいわれぬ余韻が大好きです。つるはさんの作品を拝読できる世界に出会えてよかったと心から思います。
愛に生きて/小人さん
[R-18] #1 愛に生きて | 五条悟長編 - 小人の小説シリーズ - pixiv
昨日一気に読破したのですが、呪術廻戦という作品への、五条悟さんへの、温かなまなざしに溢れた特大の愛の物語でした。
作中に嫌味なく織り込まれる小人さんの確かな教養に舌を巻いたし、心情描写があっぱれで拝読している間何度も涙を流しました。
五条悟さんを好きな人皆さんに読んでいただきたい、そんな小説です。
飲み会で隣の席だった男に、流される話/たみさん
[R-18] #1 飲み会で隣の席だった男に、流される話 | 拭いとり、残るもの - たみの小説シリーズ - pixiv
たみさんの描く作品は、どうしてこんなにも心を揺さぶるんでしょうね。美しい筆致で描かれる切ない物語の数々が、私を虜にしてやみません。
たみさんの作品に宿る、じんわりとした唯一無二の余韻が大好きで。ああ、描いているひとを心から愛しているんだなということが伝わってくる作品の一文一文に感銘を受けています。ひとつひとつの作品を読み進めるたびにたみさんのこと、そしてキャラクターのことを好きになります。
食べて感じて確かめて/太郎坊さん
[R-18] #1 食べて感じて確かめて | ケーキ五条はフォークに食べられたくて仕方がない - 太郎坊の小説シリーズ - pixiv
太郎坊さんの作品を知るまではケーキバースには猟奇的なイメージが強く、正直身構えてしまう設定だったのですが、太郎坊さんの手で解釈し、丁寧に紡がれた物語はとても魅力的で、読み進める手が止まりませんでした。ケーキバースに苦手意識がある方にこそ、是非読んでいただきたいです。
普段のやりとりはもちろん、R-18シーンの濃やかな描写が素晴らしいです。情景がぱっと浮かぶ、濃密な描写にどっぷりと浸ること間違いなしです。
あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございました！ここで紹介した二次創作小説はどれも素晴らしい、珠玉の作品ですのでぜひご覧になってください。またいつか、文章を通してあなたとお会いできたら嬉しいです。