ウズベク人男性の名前一覧。聞き取れなかった時とか聞き間違えた時に参考になるかも。
ここには載ってないけど駐日ウズベキスタン大使のムフシンクジャ・アブドゥラフモノフ(Mukhsinkhuja Abdurakhmonov)って名前好き。つよそう。大使のこと閣下って呼ぶことあるじゃん。ムフシンクジャ・アブドゥラフモノフ閣下。つよそう。
これは福岡県庁ホームページ内にある閣下のプロフィールPDF。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/203358.pdf
「言語:ロシア語、タジク語、英語、日本語、アラブ語」
ウズベク語どこ……。話せるの当たり前だから入れてないのかな。
閣下の出身地のフェルガナ州(Farg‘ona viloyati)ってすぐ隣タジキスタンだしタジク語圏であるフェルガナ盆地の一部らしい。にしてもよくこんな系統が全然違う言語をいくつも。
文字と発音続き。
母音・子音・記号・アクセントの説明のとこに例として単語がたくさん載っているので、気になったやつを。
daftar ノート / Xitoy 中国 / non ナン / kitob 本 / dastlabki 最初の / daraja 程度 / ijodkor クリエーター / fan 科学 / juda とても / ijara 賃貸 / ajdod 先祖 / lekin しかし / ko‘l 湖 / mamlakat 国家 / natija 結果 / pul お金 / daqiqa 分 / rahmat ありがとう / qaror 決意、決定 / tutun 煙 / harakat 動き、運動 / vatan 祖国 / davlat 国家 / suv 水 / yaqin 近い / aziz 親愛なる / g‘arb 西 / to‘g‘ri 正しい、まっすぐな / shashlik シャシリク、ケバブ / choy お茶 / dengiz 海 / ikki 2 / pashsha ハエ / achchiq つらい / hujjat 文書 / she'r 詩 / ma'lum 明らかな / sun'iy 人工的な / albatta もちろん
なんかアラビア語由来っぽいとか、その物に興味あるだけとか、響きが好きなだけとかで選びました。
daftar はインドネシア語で「表、リスト」って意味なので、ウズベク語にもあるってことはアラビア語由来かなと。
そうみたいでした。دَفْتَرٌ (pl. دَفَاتِرُ)で「表、名簿、ノート」って意味でした。遡ると古代ギリシア語由来らしい。ノートって単語、語学やったら最初らへんで覚えるはずだけど覚えてなかった。本(كِتَابٌ , pl. كُتُبٌ)はものすごくよく出てくるんですけどね。
それでウズベク語の kitob ですが、前述の通りアラビア語由来で「本」ですね。カタカナ表記で[キトプ]って書いてる。
語末のbは無声化してpのような音になるそうです。これはなんとなくわかります。トルコのカタカナ固有名詞って「プ」で終わるの多い気がするし(ガズィアンテプ、キャーティプ・チェレビーなど)、ベトナム語にも末子音-pあったし。
アラビア語っぽいの次回まとめたいです。