第11 oʻn birinchi
今帰省中でスマホで記事書いてるので、ʻ を打ちやすくするためにウズベク語(ラテン文字)キーボード入れてみたんですよ。こんなでした。
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oʻとgʻを一発で打てて便利。単語を途中まで打つと続く接尾辞まで予測で出てくるし。
Oʻzbekcha は Oʻzbek (ウズベク) に 接尾辞 -cha を付けて「ウズベク語」という意味っぽいです。
第4課「バザールに行きます」
動詞(現在・未来形)が出てきます。
Bozorga boraman.
Bozor バザール / -ga 〜に / bor- 行く / -a 子音終わりの動詞語幹について現在・未来形にするやつ / -man 動詞に付く人称語尾(一人称単数)
単語リストに載ってる動詞みんな - で終わってるの何かと思ったら動詞語幹だったんですね。
動詞の辞書形は、-moq で終わります。
とあります。普通はこの辞書形で辞書に載っており、-moq を取った部分が語幹らしいです。
では -moq 付けてできた辞書形ってどういう意味。てことでトルコ語にも辞書形とかいうのあるのかと調べたら、語幹に -mek / -mak が付いたものが動名詞や原形、辞書形と呼ばれていて、これが辞書に載っているとのことでした。
じゃあ多分 -moq でできるウズベク語の辞書形も動名詞なんでしょうね。動名詞で載ってるんだ。
動詞に人称語尾いるとことか、また日本語話者的にむずい感じしますね。「AはBです」のBに付く語尾とほぼ(三人称に -di が付く以外)同じなのが救いですが。
「語幹」という考え方は割と馴染みあります。例えばサンスクリット語だと語幹より前に「語根」があって、そこから現在語幹とか別の語幹とかできて、それが人称と数で活用するみたいなでした。
√gam (「行く」の語根) → gaccha- (現在語幹) → gacchati (「彼は行く」三人称単数現在形)
辞書や単語リストは語根で引いてました。そこに三人称単数現在形が「代表的な形」みたいな感じで載っていた覚えがあります。
なので動詞を引く時に、単語リストに語幹で載っていたり、辞書に動名詞で載っていたりというのは新感覚です。
ウズベク語(というかテュルク諸語全般)には何人称の何形が「代表的な形」みたいなのはなくて、動名詞が動詞の「代表的な形」みたいな扱いなのでしょうか? 膠着語かつ人称語尾いる言語だから?
Siz bozorda nima sotib olasiz? あなたはバザールで何を買いますか?
-da 〜で / nima 何 / sotib ol- 買う / -a 語幹に付いて現在・未来形作るやつ / -siz 人称語尾(二人称複数)
「現在・未来形」と言いますが、同じ言い方が現在と未来両方で使えるのは日本語もそうですね。
sotib ol- と分かち書きして「買う」なの変な感じしますが、単語リスト見ると sot- が「売る」で ol- が「取る」なので、多分なんか関係あるんでしょう。
動詞の否定形は語幹 + -ma + -y + 人称語尾。
Bormayman. 私は行きません。
疑問文だと動詞の人称語尾の後に -mi 。
次のページの練習問題の文より
Bugun onangiz maktabimizga keladimi?
bugun 今日 / ona 母 / -ngiz あなたの(前が母音の時の二人称複数の所有人称接尾辞) / maktab 学校 / -imiz 私たちの(前が子音の時の一人称複数の所有人称接尾辞) / -ga 〜に / kel- 来る / -a (現在・未来形を作る) / -di (動詞に付く三人称単数の人称接尾辞) / -mi (疑問文にする)
「今日、あなたのお母さんは私たちの学校に来ますか?」
ここ音声付きなのですが、maktabimizga keladimi (マキタビミズギャ ケラディム) がとにかく聞き取りづらい。むずい。
watashitachinogakkouni kimasuka もまあこう書くと聞き取りむずそうですけどね。