ホワイト企業のブラック部署勤めである。
会社制度はバチバチのホワイト、福利厚生が整っており、休みもカレンダー以上にあり、超勤にも厳しい。ほぼフルリモートandフレックス。部署さえ間違わなければ素晴らしい会社である。私は配属ガチャに失敗したために「会社規定通りメンバー全員が休むとプロジェクトが破綻する」という状況に置かれている。辛い。
とにかくホワイト企業なため、謎のポイント制度によってAmazonギフト券1万円が年に何度かもらえる。先日私のもとにも1万円がチャージされ、さあ好きに使いたまえという状況になった。
いざ無から生まれてきた1万円を手にすると意外と使い道に悩む。日用品とか買うのも味気ないし、せっかくなら「なくても困らないがあったら嬉しいもの」を生活にプラスしたい。多いようで少ない絶妙な金額である。
それでわたくしが買ったものがこちら。
・『男らしさの終焉』
・『エトセトラVOL.10 男性学』
24年の私の目標は「マッチョイズムからの脱却」である。自分の中のマッチョ思考から抜けるヒントがおそらくマスキュリズムと向き合うところにある。また、私はフィクションにおける(重要)ホモソーシャル組織およびそこに身を置くホモソ価値観の男性キャラクター表象が大好きなため、推しキャラの解釈の一助にもなるはずと思い購入。ゆっくり時間をとって読みたい。
・アリクイのぬいぐるみ
かわいい。手に乗せながら仕事をすると、キーボードは打ちづらいがストレスが軽減される。バッグに忍ばせて『哀れなるものたち』を一緒に観た。今後もいろんな映画を観せる予定。
・『春琴抄』
ゲ謎の推しペア(長田と乙米様)の関係性が谷崎の世界観であるらしく、読まねばなるまいと思い購入。谷崎って『卍』と『少将滋幹の母』と『陰翳礼讃』(これは小説ではないが)しか読んでなくて親しみが薄い。長田と乙米様は主従関係を保ったプラトニックな関係らしいが、それと谷崎文学って相反するのでは。大丈夫か?早く読んで谷崎オマージュの二次創作ウネウネ書いたりしたいよ。
・割れチョコ1kg ミルク多め
チョコいっぱい買っちゃった!嬉しい!とにかく毎日コーヒーを飲むのでお供にする。
上記のものたちを買って7千円くらいである。あと3千円で何を買うか悩ましい。本かクッキー缶かな〜。長らくコスメ買ってないから新調してもいいかもしれない。