8:00起床。
友達と遊ぶため早起き(当社比)をする。
大学の友人たちは私と同じく夜型自堕落人間なので基本14時以降集合だが、今日会ったのは高1からの友人で大変規則正しい生活をしている人のため朝10:30集合だった。たまにはこういう日も必要。気合いで準備をして家を出る。
『カラオケ行こ!』を観た。
公開日が近く、似たような界隈(ボーイズラヴ二次創作オタク界隈)で話題になっている作品ということでどうしてもゲ謎と比較した話になるが、ゲ謎は「作中の未成年への行為は完全に悪であり、本来大人がそれを守るべきで、しかし守れなかった」ということを明確に描写しているのに対し、カラオケ!ではそのあたりが曖昧なまま終わったように見えた。聡実くんが、両親や教員たちから離れたところで暴力団に取り込まれて、学校の人間関係や部活からドロップアウトしてしまうのは悲しい。子供を懐柔する狂児のやり方もスマートで怖かった。しかしキャラクター表象としての狂児がものすごく魅力的なのはとてもわかる。綾野剛のスーツ+カラサンかっこよすぎる。
原作未履修なのもあるので狂児と聡実の関係についてはこれ以上考えないが、私が一番刺さったのは和田だった。和田〜!先輩とソプラノを歌える最後の年なのに、先輩はなぜか部活に来てくれなくて、苛立つことしかできなくて、先輩が歌うはずだったソリを先輩がいない舞台で歌って、先輩とツーショットが撮れなかった、和田〜!!!「写真撮ってください」と言うのにものすごく勇気を出しただろうに集合写真になってしまって……………和田のスマホを取り上げてトリミングしてあげたい。Google pixelで消してやるのさ。
映画本編から数年後、少し大人になった和田が店でたまたま隣り合った男の腕に彫られた「聡実」のタトゥーを見て思わず男の腕を掴み上げるところから始まる、絶対に勝ち目のない和田vs.狂児の二次創作が読みたいです。辛い。
あとこの映画みると合唱がやりたくなりますね。『心の瞳』なつかし〜。
総合して、手放しで大好きとは言えないけど良い部分も多かった映画だった。
映画観終わってから夜までぶっ通しで友人と喋っていた。10年以上の付き合いで社会人になってからも月一で会っているが話すことは尽きない。
以下、話題おぼえがき。悩めるアラサーオタクトーク。
・ペーパー教習に申し込んだ(友人):偉すぎる。我々は一緒に免許合宿で免許を取って以来一度も運転しておらず見事なペーパードライバーである。4回で6万円くらいらしい。
・ゲ謎のマイナーカプの話(私):何回か観てるうちに変なところに着地した。pixivに1件もない。大手カプ二次創作のログに混ぜて投稿すればいいのでは?というフィッシング詐欺の手法を思いつく。誰も描かないので私が描くしかない。
・転職の話:なんとなく将来が不安なので転職したいがスキルもないし給与水準も下げたくない。というか働きたくない。お花屋さんになりたい。
・運動不足の話(私):引きこもり在宅勤務民なので運動不足が深刻な問題。今は良くても将来が怖い。友人から「運動不足の親戚は一度倒れてから寝たきりになった」と言われ、怖くなったので一日十五分の運動習慣をつけることを今年の目標にした。
・マチアプの話(友人):彼氏が欲しくてマチアプを頑張ったがクセ強の人しかいなくて困る。誠実なイケメンと付き合いたいがそんなものは市場に出回っていない。4個下と会ったらジェネギャを感じた。恋愛がしたいんじゃなくて人生のパートナーが欲しい。←わかる。
・アイドルの推しコンビの友情を見ていての気づき(私):親密な人間関係を築くためにはお互いへの愛情をきちんと言動で表すことが必要。また、些細な趣味の一致よりも、「生活の中で何を大事にするか」という大枠の価値観が一致する方が重要らしい。彼らの場合は、趣味や性格は違えど日々の食事とファッションへの愛が共通している。暖かい友情を見ていると心が穏やかになる。アイドルはオタクに様々なことを教えてくれる。
・実家の猫の話:実家の猫はかわいい。猫吸いをしたあと必死で毛繕いしてて申し訳ないけどまたやってしまう。
カフェを出て駅の改札前でも30分くらい立ち話して解散。お互い人生を頑張りつつ二次創作やアイドルを見て元気出そう、という結論になった。