令和という元号に対して、災害や事故や異常気象の側面からネガティブな印象が拭えない。一方で、ここ数年での価値観の変化を讃えたいときには「令和的」「令和な」という形容を好意的に使うことがある。これは西暦で「2020年代以降」というような意味合いに言い替えることもできるのだけれど、日本語話者にとって数字を織り交ぜるより日本語に馴染ませやすいという感覚的なものなのかもしれない。モダン・ロマン・レトロ、のように日本史の近現代のカルチャーを端的に括りたい感覚と密接しているようにも感じる。余談だけれど、私は平成はノスタルジー派だ。
2020年のDMMブックスのとんでも割引キャンペーン以降、漫画を読む習慣を取り戻した話は各所でしてきた。今回は実際電子書籍で読んで「できることなら紙でも手元に置きたい」と思うくらい好きな作品を列挙しておきたいと思う。
誰かを踏みつけることをよしとしない(そういう描写があったとして、それをきちんと悪いことだとして描いてくれる)作品ばかりなので、読書体験における感覚が似ている人にはどれもおすすめです。
個人的に主題や雰囲気やテーマ性が似ているかな~というカテゴリでうっすらグラデーションにして記載しておきます。
『ハイキュー!!』『メダリスト』『ランウェイで笑って』『ブルーピリオド』『かげきしょうじょ』『2.5次元の誘惑』
『氷の城壁』『正反対な君と僕』『スキップとローファー』『付き合ってあげてもいいかな』『あせとせっけん』『煙たい話』『違国日記』『メタモルフォーゼの縁側』
『ミステリと言う勿れ』
『SPY×FAMILY』『葬送のフリーレン』『蟲師』
『Dr.STONE』
群像劇が好きで、そのなかでも特に高校生くらいの青春群像劇に弱いんだな~というのがよくわかりますね。あと賢い人が好きなのでよく思考する主人公やモノローグが多めかもしれない。
書き洩らしや追記があったら増えていく記事です。