日本の貧富の差や教育環境の差を考えたときに、現代の学生がパソコンを持っているかどうかが気になってきた。
自分はパソコンを使う時間が長くなったのは大学生からだが、簡単な資料作成は小学生のときに体験していた。
もっといえば幼稚園のときに初代iMacでお絵かきをしていた記憶もある。
パソコンは十万円以上するのが普通なので貧しい家庭では手に入れるのが難しいし、あまり触れてこなかった場合何に使うのか想像も難しいのかもしれない。
私もただ漠然とパソコンが使えることは教育において重要だと思っていたが、パソコンを使うことで一体どんな世界が広がるのかはちゃんと考えたことがなかったので現在自分がどんな用途で利用しているのかを整理してみる。
なおパソコンと単語はノートブックとかデスクトップPCを想定している。
すなわち、スマートフォンやタブレット、ラズパイのようなものは含まないで考えている。
使いかたリスト
ブラウザで記事やブログを読む
ブログを書く
ChatGPTに質問する
アニメや映画を見る
プログラミングをする
ゲームをする
スマートフォンとの比較
スマートフォンでできることが多いのは事実。
ただ私はスマートフォンでは基本的に作業をしない。
そもそもスマートフォンで文字をタイピングする作業はすごく苦手だ。
また、記事やブログを読むだけであればスマートフォンで完結するんだけど、タブやアプリケーションを移動するのが難しいので同時並行して作業をするならばパソコンを使うことになる。
内容が正しいかどうかチェックしながらブログを書くとか、1Passwordからパスワードをコピペしてサインインするのもパソコンでないとやりたくない。
04/01/2024現在では、ChatGPTに質問するときは単語だけじゃなくて真面目な文章を書くことになるのでタイピングの量が多いことからこの手のツールもパソコンでやり取りしたい。
映像を見るのはスマートフォンでもいいけど、大きい方が閲覧したときに楽しいし音質もいいのでできればパソコンで見たい。
プログラミングとゲームは明らかにパソコンでないと難しい。
両方ともスマートフォンでできないことはないが。
プログラミングは検索と一緒に行いたいしタイピングは簡単なのが良い。
というかプログラミングをする環境を作るのがスマートフォンだと難しすぎてやりたくない。スマートフォンで開発するコミュニティがほぼないので、開発するためのソフトウェアを揃えることができないだろう。
ゲームはスマートフォン特有のものもあるが私はあまりそれらをやっていない。パソコンは計算資源が豊富なのでリッチなゲームがいっぱいあって面白い。
教育におけるパソコンの考察
パソコンがあれば簡単にブログを書いたりプログラミングができる。
私にとってはパソコンとはそういうツールだ。
私自身はほとんどやらないが、絵を書いたり映像を作ったり3Dモデリングが簡単にできるのもパソコンの大きなにメリットだろう。
作曲もパソコンだったら色んなソフトや周辺機器があるだろう。
現在の日本の学校教育がこれらにどの程度関わっているのだろうか。
私のころは数学の問題を解いたり、理科の実験をしたり、世界史の出来事を覚えることが学校の教育であって、作曲やモデリングをする機会はなかったな。
プログラミングはちょっと興味があったから高校生のときに自分で本屋さんでPythonの本を買ってプログラミングしていたけど。
私の頃の学校教育が悪かったというつもりはないが、何かものを作るという経験はもう少しあっても良いような気がする。
「創造」は認知スキルの中で最も難しいので基礎的な知識がなければ創造できないのは確かだが、基礎が疎かだったり下手だったりしても創造する工程を経験するのは重要なはずだ。
ただ、授業時間も限られているなかでどうするのが正解なのか。批判は簡単だが考えれば考えるほど創造という負荷の高い作業を経験させるのがいかに難しいのか実感が出てきてしまった。
結論
駄文すぎて考えがまとまらなかったが、パソコンは創造するときに便利なツールである。
創造という工程は重要だと思う一方で、そもそも難しい。
したがって、学校で国民全員に経験させるのは難しいだろう。
うーん、この結論でよいのだろか。
経済的なメリットが大きい分習い事よりも優先度は高いような気はするが、人類全員が創造的になる未来も見えない。
全員が無理だとして現在より数を増やす方法として何か良い方法がないのか模索するのが建設的だろう。
その場合、民間か公営かでいえば民間よりな問題な気がする。
結局全員に期待していない以上公営をやるには様々なハードルが出てきてしまうだろう。
ラズパイのようなコンテンツが今後も求められるということか。