自分は副業していないので日本では確定申告を会社任せにしていた。
ベンチャー企業の人とかフリーランスの人はこういうの大変だよね。
Twitterのタイムラインが確定申告の話題に染まるのは現代の風物詩と言って良い。
ただ、そんな私もアメリカでは自分で確定申告をする必要があったのでこの前済ませてきた。
アメリカに来る前に日本の資産はかなり整理してきたので相当楽ができたが、これは準備していなかったら面倒だったろうな。
面白かったのはアメリカの場合どこの州でお金を稼いだのかが大事になるという点だ。
例えば出張でカリフォルニア州に行った場合、そのときに受け取った給料はカリフォルニアで稼いだことになる。
出張があると一つずつ整理しないといけないので頻繁に移動が発生する人は確定申告が難しくなる。
州の力が強いのは自分はあまり好きではない。
大谷さんの通訳をしていた水原さんもきっと同じことを思っているはずだ。
あと私のように外国から来ている場合、外国で保持している資産もすべて申告の必要がある。
私は独身だし、日本で家も買ってないし株式や投資信託も全部手放してきた。
なので資産運用上損か得かでいえば微妙だが、確定申告の作業は簡単だった。
まあ、運良くそこそこ儲けていたので売ることに大きな抵抗がなかったのと、社会人歴も短いのでそもそも投資額が大した額でないからえいやでやってしまった。
なので、ある程度資産が大きくなってからアメリカに来るのは面倒だね。
ちなみに、楽天証券使っていると積立NISAは海外では持てないです。
(楽天証券を蔑む意図はないですが)こういうトラップがあるので海外に赴任しそうな人は資産管理方法をぜひ考えてください。
自分が社会人になりたてのときにその可能性を考慮してアクションできるのかといえば微妙なので難しいところですが。