最近身体が硬いほうが良いという風潮があるように感じる
ちなみに私は毎日風呂上がりに柔軟をやっている
得てしてこの手の風潮は過剰反応であることが多いが、私はまさしく場合によっては硬いほうが良いし違う場合では柔らかいほうが良いと考えている
私は専門家ではないので以下テキトーなことを書いていくがよろしく
なぜ硬いほうが良いという言説が出てきたのか
身体が柔らかいほうが良いという信仰のアンチテーゼとしてインパクトがあるから
身体が硬いほうが関節が固定できるので大きな力が出る
これがどの程度証明されていることなのかは知らない
大事なのは後者の「大きな力を出す」ということだろう
確かに関節が固定できれば筋肉はより効率よく動作できるだろう
ただし、世の中のすべての人が大きな力さえ出せれば良いというわけではないはずだ
筋トレのような安全な環境での動作や自分で完結する場合においては大きな力が出ることが正義と言えるだろう
一方で他人と接触があるスポーツをやる人間にとっては関節が自分の意図しない方向に曲がったときに身体が対応できることの方が重要である
接触がなくとも球技においてはこれが成り立つだろう
疲労や時間制限があるなかで、球という自分でコントロールしきれない不安定なオブジェクトに対してアプローチをすると意図しない負荷をかけることがあるのは当然だろう
ということで身体が硬いほうが良いというのが成り立つのは筋トレをやる人ぐらいにしか適用できない話だと思っている
これをすべての人に当てはめようとするのは無理があるのではないか
筋トレをやる人においても可動域を広く取ったほうが効率が良い場合があると思うので、筋トレをする人が全く柔軟をやらない方が良いというのも言い過ぎだと思う
他にあるとすれば、陸上競技は自分でコントロールできる部分は柔軟性を取らないという選択肢はありそう
私はバスケットボールという接触のある球技をやるので出力が小さくなることを承知の上で怪我の予防になる程度の柔軟を今後も行っていく予定である
シアトルに住んでいるソフトウェア開発者です。
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@pencilrocketman