Yahoo!ニュースの画面を開いたところ、以下の主要記事が目に飛び込んで来て朝からやるせない気持ちになった。
飼養管理方針の違いと言われればそれまでだが、熊が出た!人や飼い犬が襲われた!とこれだけ騒ぎになっているにも拘わらず、未だ外に繋ぎっぱなしというのは如何なものか。当節では、山間部・市街地問わずどこに熊が現れるか分かったものではないのに、自分の家は大丈夫だというような感覚でもあったのだろうか。それとも、熊がやって来る危険を承知で犬を外に繋いでおかなければならない理由が何かあったのだろうか。いずれにせよ犬が本当に気の毒でならない。
「熊が寄り付かないように」ということで、やむを得ず柿や栗の木を伐採したりゴミ集積所のゴミの扱いにより注意を払ったりするなどの対策が広がっているが、犬も外に繋ぎっぱなしにしておくのは良くない。飼い犬の安全を守ることも大事だし、何よりもまず熊を近付けないような環境を作ることも飼い主の責務ではないだろうか。外で飼われている犬はせめて玄関にでも入れてやって欲しいのだが。