風が強いうえに昨日と打って変わって気温が低い。寒の戻りとはこんな日のことを言うのだなと思いながら、お昼を過ぎるのを待つ。借りている部屋は西陽がよく入る。冬でも晴れている日は、部屋の中がポカポカになるため暖房いらずだ。
なぜか薬を飲まなくても花粉症の症状が緩和されている。理由はわからないけれど、あの辛いくしゃみ鼻水地獄から解放されるのなら喜ばしい限りだ。
夕方から予約していたジムのレッスンに向かう。日がまだ出ているのを確認すると、着実に冬から春に近づいていることを実感する。ここ2週間くらいで誰かと日常のやりとりをすることがめっきり減った。最初な寂しさが心を覆っていたけど、いまはすっかり慣れてしまった。