朝9時過ぎに起床。完全にお休みモード。目を覚ますためにお風呂にお湯をたっぷりと張る。身体をお湯に浸しながら、iPhoneの画面越しに寝ている間に起きた出来事を追いかける。Facebookでみんなの新年のポストを眺めていると、後藤祐樹氏のＸのポストを切り抜いたスポーツ新聞の記事が流れてきた。何の気なしにサムネイルをタップして記事を読んでみる。どうやら彼はいまは千葉県八街市議になっており、能登半島地震で被災した石川でのボランティア活動を一緒にしてくれるメンバーを募っていたようだ。あらかじめ断っておくが、ここでは彼の発言の是非や理由については触れない。Ｘの彼のタイムラインを追ってみると、彼の発信には罵詈雑言を含めた色とりどりのコメントが付いていたものの、（おそらく）周りの人たちの意見を聞きながら、ポストをした数時間後には、彼なりに最適と思われる方法を選択して現地に物資を届けている最中だった。
「ああ、すごいなぁ」私が記事やＸのポストを見た感想だ。千葉県のイチ市議会議員が他県の支援をする義務など恐らくないはずで（間違っていたらこっそり教えてください）、例え人気取りと言われようと、責任以上のことをスピーディに。また、外野からの見当違いの野次に屈せずに。且つ推測だが、周りのアドバイスも柔軟に取り入れたうえで、実行すること。もしかしたらここが勝負所と感じたのかもしれないが、なかなか行動に移すのは難しいのではないか。もちろん彼は本職の実績ありきで評価される立場にあるが、そんなことを脇に置いてまで自分の正義を信じて行動すること、果たして自分だったらできるであろうか。
