嬉しい事があれば書こうと思っていたこのしずかなインターネット、当初はなるべく毎日書こうと思っていたのですが、最近はどうもあまり嬉しい事の無い日々でして…いや、嬉しい事もあるにはあるのだけどここで語れるような事でもなく、それで、なんだかんだで間が空いてしまいました。
ちょっと前にゲーム三昧の日々を過ごして、FF7リバースをクリアしまして…リハビリがてら、その話をしていいですかね。(します)
盛大にネタバレしますので、知りたくない方は読まないでくださいね…
FF7リバース、攻略したのでもうやる事はない(ところどころ未到達の通信塔やスポットなどはあるけど行き方がわからず放置している)のですが、リバースと並行してクライシスコアもやっていてクライシスコアをまだ現在も攻略してないためか、FF7リバースの作品の世界からも私はどうにも離れ難くて、それでリバースのところどころ好きなエピソードのあるチャプターを最近やっています。いわゆる2周目?でもいくつかのエピソードは3、4周目かな。楽しいです。
楽しいといえばカードバウトは最初すごく抵抗あったもののコスタへ向かう船で慣れて、いつのまにかどんな相手にも簡単に勝てるようになり、楽しくなりました。
ただ、カードバウト以外がめちゃくちゃ大変だった…クエストが次から次へと発生するのに目を丸くした。…ミニゲームってほんと苦手なので、チョコボレースとかバイクレースとかはもう二度とやりたくない…1位になるのは、ハイスコアをとるのは本当に大変な事だった…私はまぐれでできただけ。うぅう…思い出しただけでもうつらい…指が痛い(力み過ぎ)
しかしFF7リメイクの時はそれほど思わなかったのですが、FF7リバースはキャラクターみんな可愛いって思う。だから飽きないのかも。各キャラクターが可愛い過ぎるあまり、チャプター13ではボロ泣きしてしまった…
ただ、これはストーリーの進行上、仕方ない事なのだけどクラウドには逆にチャプター13から全く感情移入できなくなってしまい、透明な壁の向こうに彼がいるような、感情が宙に浮いたような…完全燃焼しきれない奇妙な感覚が、リバースの最後まで続いた。(長い…)
クラウドがそんな状態なせいで、攻略にあたり、本来ならば心揺さぶられるひとつのタイミングではあるのだが、エンディングまでじっくりと見てみても、カタルシスが無い(リバースはシリーズの真ん中で、物語がまだ途中だから仕方ないのだ…その事は頭ではわかっている。リメイクのエンディングだってわりとそうだった…リメイクの終わりなんて、「空、嫌いだな」のあたり、謎しかなかった…リバースを経た今は「空、嫌いだな」の意味がわかる)だから、リバース終盤からのクラウドの事はエアリスの気持ちに寄り添って、さびしく微笑みながら見守るしかない。
そういえば黒紅の女王がクラウドの事、傀儡って言うのが、まぁまぁつらかった…わかってるけどつらかった…メインクエストでもないのに物語の鍵をあんな形で示唆するのやめてあげてくれ…本人は理解してないけれど、クラウドがかわいそうだよ…と思った。
クラウド…クラウドはまじで自分の事を1番に考えてくれ…君だってプレイヤーにはとても可愛い、大切なひとりのキャラクターなんだ…。クラウドには幸せになって欲しい…。
チャプター12までのクラウドは良かった…「なんつって」とか「ぇえ!?」とか、もう一回聴きたい…。オープンフィールド?の雑談もよかった。ティファと食事の好みとかの会話、ずっと聴いていたい。かわいい二人だった。
今二周目やっているのはチャプター4なのですが、ジュノン潜入の為にイルカジャンプ(これも難しいと感じたが、まだチョコボレースや鶏カンカン転がしよりイルカジャンプは随分と易しかったのだと、今はわかる…)を成功させた時の、あのクラウドのホッとした表情(わかるよ…ティファの声援、期待に応えたかったよね)の繊細なこと!表現が素晴らしいな〜と感心しています。
この後のパレード後にクラウドの後を着いて離れない兵士達もまた可愛いんですよね…鳥の雛みたいで。モブ神羅兵、口元しか描かれてないけれど基本顔が良いのはリメイクから思ってた。そして今作のリバースでは雛鳥効果で可愛いさが増しましですのでチャプター4は良い…マイフレンドローチェくんも可愛いし、良いよ。
そう…可愛かったローチェくんがあんな事になって、更にチャドリーの衝撃的な実態をサブクエストで知り(知った時の衝撃といったら…愕然とした)リメイクではあまり思わなかったのだけどリバースでは、宝条ほんっっと嫌だな…嫌い‼︎…と思いましたね。
私はチャドリーの事を物語から自由で、達観している、不可侵のキャラクターだと思っていたのに、そうではなかった。その事がとてもショックで、悲しかった…チャドリーが可愛ければ可愛い程、登場すればする程(めちゃくちゃ登場する)、宝条が憎い。宝条は酷い。宝条は本当に嫌なキャラクターですよ…
そしてリバースでザックスを知って、クライシスコアでどんどん好きになって…ザックスを好きになればなるほど、また更に更に宝条を嫌いになりますね…宝条、なんてキャラクターなんだ、まったく…。
ザックス…今更ながら、こんな、こんな人がいるなんて…と、クライシスコアもまだ途中なのに、リバースでザックスに1番好感を持ち、最後まで、ザックスの色々なセリフや行動、反応、その優しさ、明るさ、懸命さには何度も涙目になった。ザックスはすごい…彼が人気のある意味がわかりつつあります。
クライシスコアでは宝箱を開けるのや、人との会話のためのボタン指示の×マークが、それぞれに近づいてもなかなか出てこなくて、結果としてザックスが宝箱や人のまわりをぴょこぴょこ動く事になるの、ほんと子犬のザックス…あれは、あの仕様はわざとなのでしょうか。手間だけど、かわいい。
ザックスとエアリス、クラウドとティファ、あるいはクラウドとエアリス。…カップリング関係はそれぞれのファンの間で熾烈な何かがある様子を察知したのであまり言わないでおこうと思うのですが、観覧車で二周目三周目と他キャラクターと観覧車に乗り、はっきりと、あぁ公式はこのカップリングなのだなぁと理解しました。観覧車にエアリス、ティファ、それぞれと乗る事により、長年の疑問に答えが示されたような気がします。
何も知らない私は一周目ナナキと観覧車に乗って、思いのほかナナキのせりふに涙目になるなどしました。そうだよな、エアリスってみんなにとって特別なキャラクターだよ…うん。
忘らるる都での事は…どう捉えたらいいかわからないまま物語は続いていきます。
リバースのラスト、悲しみに沈むティファ…出来る事ならティファには、続きで元気を取り戻したら、きっとその頃にはクラウドが大変な事になるので、クラウドを支えてあげて欲しい。
いつか全ての真相がわかった時、つらかったよね、苦しかったよね、悲しかったよね、って、ティファにはクラウドにいっぱい言ってあげて欲しい。クラウドにあんな酷い事があったって事、理解してあげて欲しいなと思います。
そしてクラウドと同じ目にザックスが遭ったという事、クラウドを助けて、死線を越えて、みんなには死んだと思われて。だけどザックスはこのリメイク、リバースによってわけもわからないまま奇妙な世界に放り込まれて、そんな中で、それでも前を向くザックス、こんなんじゃ終われないってザックスが言い、今も、もしかしたら何処かの世界でザックスは戦っているのかと、誰もザックスのその孤独を知らないまま…そう思うと涙が出てしまいます。
ザックスの事、何もわからないまま運命に抗い、戦い続けるザックスの孤独な奮闘を、いったい誰が理解してくれるんだろう。誰でもいいけれど、できれば、全部知り、慰め、ザックスに寄り添うのは…エアリスであってほしいな、なんて思います。
どうなるのだリバースの後は…
待つしか、ない。
旅は続きます…。みんな幸せになってくれ…。
あ、そう。バレットはちゃんとマリンの元へ、それも元いた世界のマリンの元へ帰れるのか…いずれのマリンもマリンはマリンなのか…それもわからないけども、帰してあげてほしい。
待ちます。続きを。
長々読んでくださりありがとうございました。
また書きにきます。