ストーリークリアしてから読まないと意味不明かもしれないです。
v2.0は夢の国ピノコニーでの物語。夢の中の永遠に明日が来ない街で過ごす話。
そんな街で出会った密航者のホタルが主人公とめちゃくちゃ仲良くなってすごく仲良くなって超いい感じになって百合だったのに、
あんなあっさり殺されて[^1]しまって、
なんかもっと仲良くなれると思っていたものだから
完全に情緒がおかしくなってしまった。ゲームでこんな気持にさせられたのは初めて... ホタルのことを考えるたびに胸が苦しくなって... 何をしていてもホタルのことを想ってしまう... マジムリ...辛い...
[^1] 殺された: 夢の中でモンスターにぐさっとやられて泡になって消えてしまった。夢の中での死亡がどうなるかは言及されてない上に、現実の死体は確認していないので、死亡は確定していないと思う... が、登場人物の反応的にちょっと不安... ただ、同様に夢中で殺害(?)されている人物がいて、その人の出番がまだ少なかったので二人ともあとで出てこれる可能性はあるが、近しい人物が敵討ちがどうとか言っていたのでワンチャンその人もそこで出番が終わりの可能性も微妙にある...
生命体が夢を見るのはなぜか?
主人公などに届いていたピノコニーへの招待状には「生命体が夢を見るのはなぜか?」的なことが書かれていた。(正確には若干違うかもだけど...)
ホタルとの会話のなかで、ホタルは「生命体が夢を見るのはなぜか?」みたいな問いに対して「夢から覚めるのが怖い(明日が来るのが怖いだったかも?)から」のように答えていた。
ホタルはもともと治らない持病で常に医療用のカプセルのなかにいる。だんだんと消えて周りからも忘れられてしまう病気らしい。(今考えるとちょっとだけ青ブタの思春期症候群を連想させる)
この問いに対する答えから、現実世界では常にカプセル内に拘束されており、夢の中でしか自由に行動できないホタルの現実世界に対する恐怖というか希望のなさを感じた。これに近い感覚は私も前に感じたことがあって、一時期は明日が来るのが恐ろしくて恐ろしくて、寝る前は本当に明日が来ないことを必死に願いながら寝て、目が覚めた後でもずっと起きずに布団の中にいようとしていた。
当時とそのあとからその恐怖の理由について考えたのだが、希望の見えず不安ばかりの未来しか見えなかったことが大きな要因だったと思っている。微塵のかけらも楽しい未来や幸せな未来を想像することができず、この先ずっと苦しんで生きるんだろうなという未来しか見えなかった。現在の「今日」が終わったら、「明日」以降の未来はずっと苦しいものが待っているんだと考えると、明日なんて来てほしくないと思うよね。
苦痛に満ちた現実が待っていることを受け止めようとすると、不安から涙が止まらなかった。それで、その現実を直視しないように、明日以降のことを考えないようにと無心で何かできないかなと探していた。それで当時やってたのは原神だった。(ちょっとだけ進めて放置していたアカウントがあった)。ストーリーも全然やってなかったのでかなりの時間を原神にあてて、マップを埋めたりクエストこなしたりしていた。楽しかったと思う。装備最強で無双!!とまではいかなかったけど...
それはそうと、私はそんな恐ろしい現実から逃避したいと考えたり、逃避する先を見つけたりしていたわけだが、ホタルも同様に未来では自身の崩壊が待っており、自由のない現実から夢の世界に逃避していたんだなということを感じた。
ホタルと主人公は危険な夢の地帯に迷い込む場面があり、そこでも危険なモンスターと戦っていたのだが、めっちゃ強い人(ブラックスワン)が助けてくれて夢から目覚めさせてくれた。はずだった。ブラックスワンが言うには、「夢から覚めようとする意志があるのなら現実に戻ってこれる」と。結局、ホタルは現実には戻ってこれず夢の中をさまよっており、そのまま危険なモンスター [^2] にぐさっとやられてしまうのだ... ホタルには現実に戻ってくる居場所がないんだなあと思って、かわいそうだなと思ったり、主人公と再開した瞬間からモンスターに刺されて消えるまでの数秒間の表情がああああもう無理限界マジで意味わからん...
[^2] 危険なモンスター: 「死へ向かうのは何物」 という名前がついている。公式生放送で世界観とか設定の解説があって面白かった。それはそうと、このモンスターは一生許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない...
今の私には幸運にも現実に居場所があるし、以前のような未来に対する恐怖はとりあえずはない。
インセプション
夢に潜るといえば、映画「インセプション」を連想する。夢をテーマにした映画。面白いので見てなかったらおすすめ。
実際、今回の錯視を活用したミニゲームやギミック、重力が変わる部屋や回転する通路はまさにインセプションのシーンを想起させる。
(錯視ギミックに関しては(もちろん原神での類似ギミックの発展だが)ゲーム「Superliminal」や「Viewfinder」の影響も大きそうだなとは思う。)
(廊下の重力が変わりながら戦うシーン。予告編だとこのシーン含まれてなかった...)
インセプションの映画の中でも、夢の中で死ぬことがあるのだが、普通であれば夢の中で死んでも現実で目が覚めるだけであり、夢の中での死が現実での死に繋がるわけではない。(作中では睡眠薬みたいなのを使っていたので、死ぬと簡単には起きられず「虚無」に落ちる、みたいな感じだったけど即死確定ではない)
逆に、夢とか仮想世界で死ぬと現実でも死ぬものといえば、SAOくらいしか思い浮かばないかもしれない...
ホタルは生存しているか?
個人的には、一応生存しているとは思うし、再開できるはずだと信じている... そうなって欲しい... お願い...
まずメタ的な視点なしでいえば、以下が理由として挙げられる
死体を確認していない
死亡の判定はちゃんと死体を確認してから判定しようね
主人公も一度夢で死んでるが普通に目覚めている
実はストーリーの冒頭で主人公は同様に危なそうな夢の中で、黄泉という人に斬殺されてるけど普通に起床してる(泣いてたけど...)ので、夢で死んでも大丈夫な可能性が普通にある。
夢の中で死んだらどうなるかが明らかじゃない
だれも夢で死んだらどうなるか言ってないので、普通に起きるだけ説がある
メタ的に考えると、
3D モデルあってボイスもあるんだから、あんなあっさり死んでしまう脇役になってしまうのはあまりにももったいなさすぎる
今まで、特別に3Dモデルが作られているキャラクターが戦闘に参加しないものはかなり珍しい。個別の 3D モデルあるのに戦闘に出てこないキャラは
天才クラブのロボットの人
模擬宇宙でいつでも会える
エーテル戦線の仮面の人
エーテル戦線でいつでも会える
くらいだと思う。なので、3D モデルがある時点で敵か味方になる可能性が高いと思う。できれば味方がいいな... (カカリアはボスになってついでに倒されてる...)
前のストーリーで死亡扱いになってるキャラが普通に実装されてる
停雲、お前のことだよ。普通にストーリーで首が落っこちてて、周囲からも死んだことになってるのに普通にガチャから出てくる。なんなんだお前は。
歌姫も殺害されてるけどそっちの出番少なすぎる
流れ的に歌を歌ってもらわないと困るような立ち位置の人がさらっと殺されていて困るので、きっと復活するはず...
個人的な予想というか希望というか期待では、(実装されるのであれば)主人公の炎形態の取得みたいに、ホタルもストーリーの最後で味方になってくれるというサプライズパターンを期待しております。お願いします。星ホタに救いを...
もしかしたら、停雲死亡してるのに普通にガチャにいる前例を踏まえて、普通に v2.1 ガチャで登場してくれたら嬉しいな... 石全部突っ込んでいいからさ...
でも黄泉の公開されたときにホタルの存在がなかった気がするから期待できないのかな...