めちゃくちゃ面白かった。
全体を通して非常に演出が良いし、途中の体験もかなり誘導やら説明があってストレスを感じなかった。唯一ボス戦の再戦がちょっと面倒だったくらい。
まず、公式が先にホタル実装を予告していて生存の保証されていたのでかなり安心してプレイできた。でもやっぱり今回のストーリー最終的にどっか行っちゃってるのは気になる....
今回のストーリーではいろんなキャラの背景とか裏側が明らかになっていく感じで、今までの謎が解決されていく感じだった。
キャラの行動の理由やその信念だったり、目的がだんたんとわかっていったり、過去の理想が今どうなってしまっているかとかがわかるようになっていた。
今回の舞台のピノコニーではいろんなキャラが登場したけれども、最初はよくわからん薄いキャラだと思っていたが、少なくとも専用3Dがあるキャラに関してはめちゃくちゃ深く作られているというか、二面性が用意されている?感じだった。星4(最高は星5)で実装されているキャラだとしてもかなりいい感じの役として働いていて結構衝撃的な展開だった。
キャラの二面性については結構考えていることがあって、以前「鏡の孤城」(のコミカライズ)を読んだ時に、登場人物めっちゃ少ないのに、登場人物の過去がいろいろありすぎてこんなに奥深い話になるんだなと面白かった。
これは合ってるかわからないけど、単純に考えても一人二役で人数に対して属性がかなり圧縮されることもあって濃いキャラクター像になるんじゃないかなと思う。それから思い返してみても、普通のアニメとかでも基本的に役割が一つだけなのはモブくらいで大抵は何かしら二つの面があるなということを思った。
というわけで、今回のストーリーは初見なんともないように思われるたくさんのキャラクターが裏でどのように動いているとか、過去に何をしていたのかがわかって、現在表で起きている事象に繋がっているのか明らかになって非常に面白かった。
演出にちょっと触れたけど、やはりゲームというのは体験の提供であって、演出がとても大事だなと思うわけなのだが、今回もめちゃくちゃいい感じだった。
特にボス戦で自チームが負けそうなタイミングで、ボスの調律の歌に対抗してロビンがステージで歌い出すやつとか、ロビンと週休7日お兄さんの関係を知っているからこそ激アツ展開になっていたり、ボス戦での列車での攻撃やそれに合わせたセリフ(その攻撃を何回か行うことを事前に想定してセリフが組まれている!)だったり、開拓者の新しい運命に踏み出すあたりや、ホタルとそれぞれのやるべきことをやるために別れるシーンだとか、いろいろ期待を超える展開があってとても良かった。
ストーリーとは直接関係ないけど、今回のミニゲームイベント?についてる日本語の「コメント欄」の解像度が異様に高くて面白かった。前回のSNS系っぽいイベントもそうだったけど、どういうローカライズやっているのか気になるレベル。