夜明けのすべての藤沢さんは月に一度だけPMSの症状として抑えられない怒りの爆発があるとのこと。
周りを巻き込んで社会人として支障が出てしまうのですごくつらいだろうな、わたしはそこまでひどくないからまあまだいい方かと思う反面、月に一度で済んでいいなあとも思ってしまいました。比べる話じゃないってわかってはいるのに。
これはわたしも己のPMSがしんどいぜーっていう日記です。
わたしの場合は生理の二週間前くらいからどうしようもなく落ち込んでしまったり悲観的になったり泣きたくなったり、人とのコミュニケーションが億劫になったりします。抑うつ傾向みたいな感じですね。「もう無理、なんにもしたくない」「すべてがしんどい」「これからもこの人生が続いていくの絶望しかない」こんなことに思考を奪われながら、それでも働かなければ食べてはいけないし、働くということは他者と関わっていくことだから、調和を取りながら明るく声を出し笑顔を作り手を動かして心を配ります。そこにすべてのエネルギーを注いでやっとこさでしのぐ一日なので、退勤の瞬間からスイッチオフ、家に帰り着けばもう倒れ込むことしかできません。楽しいことをして帳尻を合わせていきたいのに動けなくて、何が嫌かもわからない「もうやだ」を繰り返しながら明日の社会人わたしさんの為にお風呂と洗濯と歯みがきのタスクを済ませていきます。こんなんが二週間くらい続くわけです。月の半分!
生理が始まった瞬間スッと楽になるので、「何かよくわからんけど楽し〜」と「今日(生理が)くるな」が大体セット。最中は最中で不快感はあるけれど、気持ちが軽いのでぜんぜん問題じゃないです。そこから終わって約一週間くらいが身体的精神的にもいちばん健康な期間。元気でいられるの短すぎないですか???
ホルモンに人生やら生活を握られてるのほんっとうにイヤ!!!!!
そう思って去年のいま頃から婦人科に通い始めました。ピル飲んでみたり漢方飲んでみたりしたけどこれだ!っていうお薬には出会えなくて、ついには「生理を止めましょうか」とかいうそこそこ衝撃的な提案をされてそういうお薬に切り替えました。子どもをもつ希望も予定もないけれど、ちょっとびっくり?どっきり?しましたね…月経前症候群がつらいならそもそもの月経を止めようってアリなんだな。お薬を数か月飲み続けて、確かに気持ちの浮き沈みはなくなったので「ホルモンの薬ってすげ~…」と感じてます が、今度は身体的に気になることが出てきて「ままならねえ…」と膝をついています。次の受診までもうすこしあるので、それまでに落ち着いたらいいなと思います。いつまでどこまでホルモンに乱されたらいいんだ。
劇場で「よくわかる!PMS」という病院などに置いていそうな冊子をもらって、その中にはPMS症状チェックがあったので一緒に観た子とチェックをつけてみたのですが、ぜんっぜん違っていてすごく興味深かったです。わたしがいちばんつらいことが相手にはまったくなかったり、わたしにないことが相手のいちばんの困りごとだったりして、そうかそうかと見せ合いました。物語の中の藤沢さんも隣にいる子もこんなに違う症状を抱えてどうにかこうにか生きているんだなあ。いやあね。
ホルモンの影響が出やすい体質なんだとしたら迫る更年期がもうすでに怖いです。機嫌よく健やかに生きていきたい。
言いたいこと言ったので終わり!