スマホでできるのは思いつきの記録か断片の出力程度かもしれない

podhmo
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(昨日作ったものによりbskyにスレッドっぽく繋げて連投したもののコピペ)

x/twitterだとスレッドを連投する形で溜め込んで一気に投稿できるところがbskyと別なのかもしれない。ちょうど良い段落分けのような形で使えた。

それが無いので、結局のところ普通にエディタ上で文章を書いているのと同じ感じかもしれない。

アウトラインエディタのように箇条書きをきれいに作り作ったものを返って修正したり親子関係を直したりということはやらない。勢いで一気に書くような感じになる。

一度書いた文章を見てそれへの感想的な形や不足していそうな事柄への補足を追加するような形でスレッドを繋げることはこちらでもできる気がする。

他者に向けての文章であれば何らかの目的を持った説明になるけれど、自分に向けた文章であればどちらかと言えば探索ということになる。

大まかな探索範囲を雑に覆ったあとに見えなかった部分や細かく考えたいところに焦点を当てていく。

ただし何か地図のようなものを持って適切に虱潰しに(網羅的に)探索するというよりは結局のところ行き当たりばったりに思いつきで彷徨く。

はじめにテーマを持って考え事をすると言うよりは行き当たりばったりで出力された形跡を入力として扱う。

この探索的な活動に意味があるか?という話はあるかもしれない。言葉で自分の頭の中を描写することで座標系のようなものを手にすることができるかもしれない。ただし絵や図を加えることができないので言葉で扱える範囲に限定されてしまう。

絵や図を用意すると位置関係を記述しやすい(ここではグラフをイメージしていた)。

(現在の寝床でスマホで片手で文字を入力してる自分にとって)考え事に図や絵を使うのが難しいのが机の上にノートを開いたり何らかの空間を要求する点。手元で片手だけでできるスマホと文字だけの出力はそういう意味では手軽(音声入力はさらに早く記述できる可能性があるけれど誤字脱字が増える。昔にやってみたときには清書のフェイズが必要になった)。

文章では記録しづらいものはなにか?

ちょっとしたホワイトボードのようなアプリを使うという方法はあり得る。あとはアウトラインエディタに対してマインドマップのようなツールを使うことで複数のエッジを親に対して付けることができる(セミラティス)

あとはよくあるUML的な図だけれど手順や関係を整理するのに便利かもしれない。ただ可視化などと同様に探索のためのものと説明のためのものの二種類が存在していてどちらかと言えば探索的なものと言うよりは説明のためのものなような気がする。

説明のためのものということはすでに頭の中にはっきりとある物事を他者に説明しやすくするためにあるもののような気がする。

探索的なものということは、あるものを何らかの観点に応じて抽出したり並べてみたり比較してみたりすることで、観察時の視界を変えようとするものな感じ。例えばはじめからアウトラインの箇条書きをやり直すみたいなものもその範疇。

何らの思いつきから不確実性を取り除くような行為も本来はやるべき。これはデータなどを集めて表などに整理したりそれこそ可視化してみたり仮想的に実験をしてみたりすること。(追記 これはデータに限らない。例えば今利用してる言語やライブラリ環境やツールに対しての理解を確認するためのちょっとしたコードを書きその結果をまとめ記事にするみたいなことも含まれる)この種のことはPCなしあるいはノートと両手無しだと厳しい。

スマホでできるのはその時々の思いつきの断片をメモするくらいだけかもしれない。その断片を上手く繋ぎ合わせたり編集したりすることすらPCが必要になる気がする。

なにか思いつきがあったとしてそれが期待通りに動作するか実験しなくてはいけない。あるいは何かを入力として受け取りそのことについて自分は理解したと仮に思ったとしてもその理解に整合性が存在するかの追試がしたくなる。この手を動かす行為をスマホでやるのはやっぱり厳しい。

(たまに役に立ったリンクをただただ箇条書きのように列記しておいたgithub issueのようなものを作成することはあるけれど)頭が悪いのでリンクは読まないのだよな。展開されてないと読まない。そういう意味では参考文献等用の資料みたいな方でURLを貼ることは意味があるけれど(スマホでも可能な行為として)自分用のプライベートなissueなどにリンクを貼るだけで良しとすると作業だけでは備忘録として機能しなそう。

何らかの説明とともに付記してリンクを貼る必要があるかもしれない。あるいはあとでリンクから文脈を抽出してメモに起こす必要があるかもしれない。

何にせよスマホで片手でできるようなことは、思い浮かんだものをメモしておくか思考の断片を記録しておく程度のことかもしれない。前者は日常生活でのタスクリストへの登録であるし、後者は今回のようなもののこと。そしてその後者で出力されたものを結合したり整形したり他と馴染ませるみたいな行為はするのはスマホだけでは難しそうだ。

(気の利いたことを思いついてバズらせるみたいな方向もありはするかも?と思ったけれどこれは自分にはできそうにない。短い出力に精魂込める俳句のようなものだったりいい感じの合いの手のようなタイミングの上手いあれこれのような物は難しい。自分にではなく他者に目線が向いた行為)

最後に「例えば学生とかpcも使える状態の人がスマホ縛りで生産するのと、pcが使えない要は両手を使うのが辛い感じの状態のときにスマホで生産しようとするのは別物という感じもする。」というぼやき的なものを付け加えてこの話はおしまい。