溜め込んでいた雑誌を読む。
・一等輝く星のなまえがついているきみは、ちいさなころから星がすきだったらしい。澄み渡る夜空をみるために、からりと窓をあけて、夜風につつまれ、その瞳にきらめく星をやどす、幼いころのきみのまなざしに会いたくなった。いとおしくて、たまらないだろうな。
・「ショートカットすることなく」ときみのことを形容する文章があった。これ以上ない表現。一見ひねくれているようで、きみのことを知れば知るほど、まっすぐひたむきにすすむ人であるとわかる。
・なによりまずおいて自分批判をしてしまう、そういう部分がごく個人的に似通っているとおもっている。だけど、自分のすきなもの、尊敬しているひとのことをおもって「自分のことはさておき」とかんがえられるきみが、すごくかっこよくて、うらやましくなった。11個上、わたしも追いつけるだろうか。何度目かわからないけれど、今日もきみみたいになりたいっておもったよ。
・「夢への道筋が鋭くなって、みんなそこを目がけて突き刺すように走っていく」中高生の進路をこんなふうに形容するのか、このひとは。
・音楽シーンでしっかり注目されるきみときみの仲間をみる。覚悟が生まれる。ずっとすきでいること。それには何の保証もないから、いま、きみたちが奏でる音楽がすき。それで良いんだと思う。