久しぶりにスマホで書く。いつもはPCで書いてるんだよね
公共の授業でやった、人間の自由意志に関する話が興味深かった。
この世のものはすべて物質で成り立っていて、これらは現在の状態などを知ることができれば、物理法則、または何らかの法則に従って、未来の動きや振る舞いが予想できる、というのはわかる。
実際に、持っていたペンを離したら落下するっていうのは、万有引力で説明できて、さらに、時間をtとしたときのペンの位置dなども、運動方程式などを用いて推測することができて、その推測は寸分の狂いなく行うことができる。
では、この物理的な法則を、物理的な物質から成り立っている我々人間の脳に当てはめるとどうなるか？という問題。
私たちが自分で、自分の意志で決定しているつもりでも、それはすでに決定していて（物理法則にのっとっているため予測することができ）、私たちは自ら決定しているつもりになっているだけである、ということになってしまうのではないか？ということを考えた。
これを、物理的決定論というと授業で教わった。
これに関して調べてみると、おもしろい実験があった。
私たちが、今、この瞬間に、これをこうしようと決定した、と思ったそのちょっと前に、脳がすでにそれをしようとしている、という結果が得られたという実験。
すなわち、私たちがなにかをしようと自分で決めたつもりでも、それ以前にすでに脳が決定しているということで、私たちに自由意志（自分で決定すること）はないのではないか、という考え。
私は、まだ意見が定まっていないけれど、確かに自由意志はないのではないかと思う。この世界が物質でできていて、その物質をシミュレートすることができるのならば、その物質から出来上がっている私たちの考えや思考もシミュレート可能なのでは、と思う。とすれば、私たちが決定したと自分で思っていることは、思い込みに過ぎず、すでに物理法則によって決定していた、という考えも納得がいった
まだこの問題に対しては完全な回答？意見？を持てていないから、もうすこし考えてみたいなとも思っている。
あと、他の人たちはどんなふうに考えているのか、どのくらい肯定派と反対派がいるのか、ということも調べてみようと思ったりした。
んー興味深い。