薬があったから生きることができた、死ななかった。なんで悪いことをするときにその行いをなんとか正当化しようとしてしまうのだろう。
私の過去の最大の悪事は、親の金を盗んでいたことだ。小学生2.3年生から小学生6年生の3月まで行っていた。今思うととても長い。すこし計算しただけでも、十万なんてとうに越えていて、数えるのを怖くなってやめた。なぜバレなかったのかは分からない。バレていたのかもしれない。
高校生くらいのときに、親の金を盗んで〜みたいなニュースをみたときに、母親があなた達(姉と私)はお金を盗むとかそういう悪事はしなかったよねとか言われて、ほんとに気づいてなかったんだと思った。少し安心した。
小2か小3にとき、そこら辺にある小銭を若干数盗んだことから始まった。それがいつの間にか、100円になって500円になって、1000円になっていた。学校や塾、親、そして受験期のストレスが重なった。そのお金で、お菓子やスイーツ、漫画などを買った。私はお金を盗んでなにかを楽しむことで、私の精神が保っていられるのだと正当化し、私が辛いのは親のせいだ、だから親はそのつけを払っていると考えて少しでも、罪悪感を減らした。
夜になると、その罪悪感で泣いたり、自分の行い反省したり、ばれたときのことを常に考えていた。反省と謝罪の手紙を何度も書いたが結局渡せなかった。
盗んで良い思いをすると同時に、罪悪感や自分は最低な人間であることを自覚し死にたくなった。
受験が終わったら、親金を盗むのもやめられるだろうと思っていたが、受験終わってもがやめられなかった。小学生6年生の最後まで続いたが、中学生になったら、お小遣いがもらえるんだから絶対やめようと決心し、なんとかやっとの思いでやめることができた。本当に止めれて良かった。
あれから、多分一度もやってない。
そんなことを今の今まで忘れていた。
22:37、なぜかひとりで今マックにいる。現実逃避。明日はあさ7時からバイトなのに。帰りたくない。6:00起床やだよ。
今日は、教習所で出会った3人の女の子たちと、久々にあうことができた。夕飯を食べて、ゲーセンへ行った。変わらずに、優しくしてくれた。結果的に楽しく、行ってよかったと思う。
餃子とらーめんと台湾カステラは美味しかったけれど、タピオカは途中で飽きた。こんなことははじめてだった。タピオカに甘みがなかったからかな。杏仁豆腐かと思ったらただの豆腐でちょっと苦手だった。なんか甘いたれがかかった冷奴?みたいなやつで、冷奴がまず嫌いなので、残してしまった。冷奴や豆乳は嫌い、味噌汁の豆腐や麻婆豆腐は好き
自分の空気の読めなさが辛かった。
ゲームセンターで、おそろいにしよーって言って香水をとっていたのに、私だけやろうとしなかった。なぜなら、お金がかかることが、分かっていたから。対して欲しいと思わないものにお金をかけたくないと思ってしまった。その空間を楽しむためのお金という認識が足りていなかった。そうしたら、他の女の子達が、お金を出し合って取ってくれた。2000円くらい使っていたような気がする。申し訳無さと自分の空気読めなさで居たたまれなくなった。
でもよく考えると、自分なんかのためにわざわざとってくれて少し嬉しい。空気読めなくてごめんね。金使わせて本当に申し訳ない。
今度会うときに、何かを返そうと思うが、今度はあるのだろうか。
家に帰りたくないと思ってしまったら、マクドナルドが閉店時間になってしまった。
私あるある。人と会った日の帰り道めっちゃ病む。家に帰りたくない。これってなんなんだろう。
食べることでなんとか保っていると、正当化。
食の幸せは今だけの一瞬で後で後悔するのに