2024年に入ってまだ二週間も経っていないのにもう随分と経った気がする。新年が新年としてあるのはほんとに数日だけで、あとは当たり前の時間だけがある。その新年が新年とある時間は年々短くなっている。歳をとったのだろう。それにしても今年はもう疲れている。辛いというべきかもしれない。どうしかしたいがどうしようもない。今日は休日で、文章を書き、たまにマイケル・ヴィールの『DUB論』を少し読む。最近は疲れるのであまり外出する気になれない。疲れるというのは外に出るとひたすらモノ扱いされるだけなので街中に行くことが辛くなってきたのだ。他人を「モノ扱い」する傾向はこの20年ほどに急速に高まったと思う。