研究者の生き方と趣味について

potato_fusion
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現在の私の一番の趣味はトレーディングカードゲーム(TCG)。主にMagic: The Gatheringのパウパーというフォーマットを遊んでいる。

友だちとワイワイ、とやりたいところだが一緒に遊ぶ友だちがいない。妻にルールを教えたりしているが、それはそれでいいんだけど、正直物足りない。体は真剣勝負を求める。そこで主戦場は、カードショップの対戦イベント、いわゆる店舗大会になる。

去る土曜日、月に一度の店舗大会に出場した。大会とはいえ3回戦を真剣に戦いましょう、くらいなものである。勝数に応じて店のポイントが貯まる。

果たして、私は念願の3勝全勝を果たした。こんなに嬉しいことはなかった。出張前日に無理やり出場した甲斐があった。使用デッキはバーンです。

周りの研究者を見ていると、あまり趣味に没頭してるよという感じはしない。立場も上がり、子供ができ……となると、自然と趣味の時間はなくなっていくのだろうが。

そもそも研究は趣味と実益を兼ねる場合が多いと思う。それゆえか、研究者は清貧たらねばならないみたいな思想もある(と思う)し、なんとなく、カードゲーム遊んでます!!とは言いにくい空気を(勝手に)感じている。カードゲームのために休みます、とはなかなか言い出しにくい。まあ有給取るのに理由言わなくていいので、いいんだけど。

それでも時間が許す限り私はマジックを遊びたいし、ポケカも始めた。研究だって真剣にやっているつもりです。でも、好きなものが一つじゃなくても、いいじゃん。