プラントDXソフトの仕事をすることになって、DXのことをちょっと考えるようになった。
ちょうどタイミングよく、1月30日の中日新聞の地域経済欄に建設業でデジタル化が進まない、という記事が目についた。
「時給で働いている人は効率化を嫌がるのでなかなかデジタル化が進まない」
ほんとにこれだと思う。仕事がなくなるかもしれない。
自分も、DXではないのだけれども、派遣社員で流体解析のメッシュを切る仕事をしていた時、「メッシュが不要の粒子法ソフトがすごい!メッシュ切らなくていいからとても楽!」という話を聞いて「仕事がなくなったら嫌だなあ」と正直思った。
まあ、そんなうまい話はあるはずもなく、のちに販売側になったときに「全然楽じゃないじゃん」と思ったのであるが・・・
話は戻って、時給で働くというのは、雇用が不安定だということとほぼ同義ではないかと思う。不安定なところに、収入が減るかもしれない、収入は同じで仕事だけ増えて働き損になる、もしくは自分が不要になってクビになるかもしれないものに誰が喜んで協力しようか・・・
つまり、勝手に結論づけると「DXが進まないのは、雇用が不安定だからなのである」