メンタルとは豆腐みたいなもで、コンディションによって状態も変わる。
絹豆腐っぽい時もあるし、木綿っぽい時もあるし、はたまた高野豆腐レベルにカッチカチの時もあるわけで。
どうも娘の豆腐が崩れそうなので今夜は一緒に夜更かしをしている。
父と子の価値観の相違と言えば厳格な感じもするけど、単にゲームが趣味で、ゲームがストレス発散という子に対して、それを取り上げようとする父という構図。
正論とは時に暴力的で、詰められた側は無力感や自己嫌悪を植え付けられるので褒められたものではない。
時と場合、あるいは状況に応じてが望ましいと思うけれど、こと家庭においては融通を効かせられないらしい。
歳をとると人間丸くなるというけど、子どもの受験という刺激のある時期に入り、言葉のナイフに磨きがかかっているようにすら感じる。
子どもたちはいずれ巣立っていく。
その時、古巣を懐かしんで帰ってくるだろうか?帰りたいと思える家だろか?
帰って来ないだろうし、帰ってこなくて良いと思う。
その時になって、「なんで帰って来ないんだ」と言う姿が見えるが、「全て」は返ってくるんだよとしか言いようがない。
私に出来るのは子どもたちのガス抜きだけ。
寄り添って、毎日の中に楽しさを見つけながら、同じ目線で心を触れ合わせる時間を持つということだけ。