3年ぶりに熱を出した。胃腸は弱い方で、ちょっとした変化ですぐに食べられなくなるタチだけど、風邪をひかないのは自慢だったのに。
悪寒とふるえと、身の置き所の無さ、節々の痛さ、心細さ。39℃が2日間。
このまま死んでしまった方がマシだぁ。わたし不治の病で死ぬんだぁぁ……いや、世の中もっと苦しい病気がいっぱいあるんだ、、2日間の発熱ごときでこんなこと言ってごめんなさい……
発熱って、こんなにしんどかったっけ。ちなみにもろもろ迅速検査はしたけど陰性。原因不明。また発熱したら嫌だな…
解熱してから、数日ぶりに家を出た。ゲソゲソの身体を隠すために、ダボダボの服を着た。バスに乗ったら、思いの外混んでいて気分悪くなっちゃった。バスを降りたら人波にも酔ってしまった。
コーヒー屋さんも混んでいた。なんだよまったく。。。ん?当たり前だよな…みんなそれぞれの休日を過ごしているんだ。ハッとした、、あぁなんと、自分のことしか、しかも自分のネガティブなことしか考えていなかった数日間であった!
他人のこと、他人との関係のこと、コミュニティのことを健全に考えるには健康体が必要なんだ。
どこかでピアスを片方無くした。ピアスって残念ながら無くなるものだよね…ピアスを買ったとき、買ってもらったとき、一緒にいた人、選んでくれた人、旅路、お店、そのときの天気、気持ち。。いわゆる思い出たち。ピアスの片方は自分で持っていて、片方は世界のどこかに散らばってるって思ったら、ちょっとは素敵ではないか……
でも悲しいな。そのピアスを一緒に買った人に悲しい報告をして、またいつか一緒に選んでねってお願いをした。新しい思い出をね。