久しぶりに千と千尋を見た。うちにはテレビがないから、次はいつ見れるかと思っていたけど、お母が録画してくれていた。天才だ。
小さいときは何かよくわからない魅力に引き込まれて金曜ロードショーがあるたびに見ていた千と千尋だけど、大きくなって見返すと千尋の成長に心打たれるし、銭婆の家でハクや両親のことで不安でいっぱいな千尋の姿を見てこちらも泣きそうになるし、そのあとハクが迎えにくるシーンはほんとにッ。このときのハク、美しいよねぇ。このあとの千尋の涙もとても綺麗。銭婆の家のシーン全部好きだわ。カオナシがケーキにフォークを入れたときの絵の表現、ありゃ芸術だわ。
今回も新しい発見がいくつかあったんだけど、油屋でおしら様が千尋の後をついていくときの、おしら様の足音がキュイキュイ鳴ってたところ、いいなあ。風呂上がって足裏湿ってたのかなあ。結局おしら様は行きたいところに辿り着けたのかな。もう既に見返したい。
あと、千尋が油屋の橋を息を止めて渡るとき、ハクの「吸って、止めて」に合わせて一緒に息を止めて見ちゃうひとと友達になりたい。