清閑、は《ヴォクスノク》の果てになく
《パルノクタン・ニクスジオ》まぶた裏の城
足音と息、《グラディアス・プロセーラ》
《サンレティア・エディフ》触(さわ)れる糸がほしい
雪原に独つ響く《ノスコムニア》
雪原で刹那呑み消ゆ《ノスコムニア》
湖と雪と《アルシム》春がくる
蜂蜜を舐め取る《クーレ・メミニ》の手
信頼と《アドノポテンスム》のもつれ
《サティルクナート・ムルクリード》、花丸だ
酸い口を拭い《マッツァー・スディーパス》
夕焼けの色《レプセヴァイヴルプ・スノス》
《アドノディス・オムニス》今夜はオムレツだ
看板を翻(かえ)す朝焼け《インヴィーベル》
落つきみを《エアニュー・ランブル》! 受け止めよう
起きた? 《スイスピシーボ・ヴォイティンゴーク》
さよならによく似た《アモレスト・ヴィエッセ》
《ポッシデオ》この物語のあとがきを
《オルトニク・セトマオージェ》と揺れる籠
爪先に遅れて《フォーセタオ・メユーヴァ》
《オルトニク・セアルシスピルテ》の痛み