巡る知識

さと
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先日出会った吹奏楽の現代邦人作品。

去年の目標の一つが「木管楽器(まずはクラリネットとオーボエ)の音がわかるようになる」だったので、youtubeでたまに木管の重奏などを聴いていたら、ショート動画で流れてきて知った楽曲。

フルートの装飾音が好きすぎるしオーボエの方の部分のメロディーの受け渡しが好きすぎる。木管って汽笛の音みたいなのを感じさせるなあと思った。フルートは空を舞うカモメのようだね。装飾音が翼のひらめきのようで眩しい。

マンドリン楽曲でよく感じていたのだけれど、高校生に人気の出そうな邦人曲って、吹奏楽でもこういう感じのリードメロディーになるんだ……。と妙な感慨を得た。つまり好きになってしまうということです。割りと耳馴染みのよいメロディー。現代曲、新曲の初演があるってどきどきするよねえ。

はじめに聴いたのは初版だったのですが、なんか中盤いきなりアイリッシュ音楽調になるな!? と思いながら聴いていた。

Wikipedia見たらいろんなバージョンがあるということで、2021版を聴いてみた。

まて、このアイリッシュ音楽の部分(1:45~)、聞いたことあるぞ!?!?!?!?

はい、答えはこちらです。

「タイタニック号に乗船していた航海士ウィリアム・マクマスター・マードックにスポットを当てて描かれた作品」と言うのをみて思い出した。(参考:

ポルカの部分が随分頭に強く残っていたから2021版で気づいたんだけど、初版ではジグの部分が引用されていたんだね。

というか、作品全体がアイリッシュ音楽モチーフだったんだ。今知った。そして、タイタニック号がイギリスから出航した船なのだということも……だからアイリッシュ音楽なんすね……。

で、なんでこの曲を知っていたかというと、私が教養人だったわけではなく、舞台『魔法使いの約束』祝祭シリーズPart1を観劇したときにアイリッシュ音楽を調べていたからです。

もちろん馴染みやすいようにアレンジされていますが、結構ど直球。好きだ。

こうやって巡り巡って(『始まりの合図』)出会うものってあるんだなあ~と実感した日だった(実は今日じゃないけど)ので、残しておきたくてね。

しかし、アイリッシュ音楽の演奏というのは、楽器の音もリズムも好きなのだけれど、アンサンブル性が高く感じられて好きです。合奏の楽しさというのを、本当にできないなりにだけど

やっぱマンドリンの音、好きだなあ~。

おすすめ楽曲あったら教えてください。現代邦人曲だととっつきやすくて多分すぐ聴きます。

@quale
私のクオリア