上映会って楽しいね。

さと
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先日は2部1章上映会でしたいえ~い!!!!!!

私は労働だったので20時開始はありがたかったのですが、0時間際に終わって新規PV出されるのはちょっとみんな限界っぽくて面白かった。ポケスリ100点は諦めるほかない。学生さんとか大丈夫だった?

前回の5章上映会は途中参加&うつらうつらしながらベッドで観てたんですが、今回は相互さんとスペースをしながら観ました。めっちゃ楽しかったし、何よりもひとりで読むより遥かにストーリーを俯瞰で読めた。本当にありがとうございます。

2部1章というと、2021年12月(前編)と2022年1月(後編)に更新があった物語で、ヴィクターがメインを張った内容。

ヴィクター、研究者でありながら『ヒーロー』をやっている人。

私は研究者をやっているヴィクターが大好きで、幼馴染のノヴァと議論とお喋りを交わしながら研究しているさまが、本当に好きだった……。

ヴィクターが卑劣な手を使いながらもオズワルドの実験を完遂しようとするさまを、ずっと横で見ていたノヴァ。それが彼の本懐なら……と、自分の大切な人を陥れても口を出さず、見守っていた。

一度燃え尽きてしまったヴィクターだけど、また以前と変わらず研究者になってくれると思っていたんだよね、当時の私は。でもノヴァも、ヴィクターも、違うところをみていた。

当時読み取れていないことがめちゃめちゃ多かったストーリーだった。ほんとに「起こってること」はわかっても、「なぜ起こっているのか?」とかの因果が読めていなかった。キャラクターにハマるとこれがあるから困るんだ、私は……。ソシャゲは連載形式かつ更新の間が開くので自分の中で違う方向性のものが醸成されやすく、ときに致命的になりうるというのをここで学んだ。

それが。それがですよ。

今回の上映会で、結構ちゃんとわかったんですよ!!

なぜヴィクターの章にジェイが大きく関わってきたのか。これは決してネガポジのようなニコイチ的な意味じゃないこと。

ヴィクターの人間性を理解できずヴィクターの薬に関しても堅く反対するジェイが、ノヴァがヴィクターに感情をぶつけているところを目の当たりにして、ヴィクターを取り巻くナラティブの存在を認知する。ここからはじまるストーリーだった。

ノヴァに「ヴィクターを頼む」と言われて断れず、ヴィクターを色々観察しているうちにヴィクターの中にあるものを少しずつ見つけていくジェイ。逆もしかりで、ヴィクターも自分の中にあるものからジェイを少しずつ知っていく。

言い方は悪いけれど、ヴィクターじゃなくても、ジェイでなくても描けた物語かもしれない。でも、このとき一番敵対関係(?)にあった年長者のふたりにやってもらえたのが、なんというか勇気になる。若い子たちでないのが嬉しい。

 

結局私はノヴァとヴィクターの関係性が好きで、そこに帰結してほしかった……という気持ちで目が曇ってちゃんと読めてなかったんだけど、それを取り返すチャンスをもらえてよかったよ。

ありがとう、エリオスライジングヒーローズ。

ちょっと急だけど、3部3章が配信されてしまったので。大変なことになっちゃったのでこちらは切り上げます。

@quale
私のクオリア