w をやめた僕らの笑い方

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インターネット歴が長くなり、w の表現する笑いに違和感を感じはじめた僕らは、ある日を境に w やめた。僕らはどう笑えばいいのか。

いろいろな笑い方

代表的な笑い方には次のような表現がある。

  • (笑)

  • ワロス

  • ワロタ

それぞれを文に付けてみる。

  • そうはならんやろ笑

  • そうはならんやろ(笑)

  • そうはならなくて草

  • そうはならなくてワロス

  • そうはならなくてワロタ

それぞれの印象と使いやすさ

そうはならんやろ笑

この中では最も無難かもしれない。大学生くらいの年齢の子たちがよく使っている印象がある。「笑」を使ったメッセージを送るたびに、自分への似合わなさにもどかしくなるので、普段使いをしていたら身が持たない。どうしても笑いを伝えたいときに使う。最後の切り札。

そうはならんやろ(笑)

ちょっと古い。メールを思い浮かべる。インタビュー記事でよくみる。カッコによって本文と笑いを区別しやすくなっているので、見やすさのためには良いかもしれないが、インターネット上では「笑」に若干のオタクっぽさを加えた感じがする。なんか鼻につく。

そうはならなくて草

最近では最もよく使われるんじゃないかな。Xのポストとか、そのリプライでよく見る。良いオタクそう。しかし、笑いの度合いがやや大きいため使う頻度に注意しなければならない。草だらけになっちゃう。

そうはならなくてワロス

最近ではあまり見かけない。強いて言えば、ネタの文脈で使われてる印象がある。タイムラインに流れてきたら自然と目に止まるくらい使われてない。毎回こんな笑い方をしていたら奇妙。

そうはならなくてワロタ

意外と使いやすい。インターネットを伝えたいときに便利な表現。「草」より嘲笑う感じがないので、ツッコミするときに便利。でも、いちいちワロてられないので無し。

僕らはどう笑えばいいのか

やはりどの笑い方も自然ではいられない。どこにも属さずに (どの笑い方が持つ印象も纏わずに) 笑いたい。 ただ「笑っているね」と受け取られる笑い方がしたいのだ。「この笑いを伝えたい!」そんな時、どんな笑い方をすればいいのか分からない。