昨日、ひさしぶりに散歩しました。しかも今回は総距離23km、総時間8時間の長丁場です。時間の割に距離が短いというのはおいといて、これほど長時間・長距離の散歩はかなりのひさしぶりです。おそらく去年の2月に本八幡から御茶ノ水まで歩いたとき以来でしょう。あれは遠かった…。
今回のルートは、上野→川口へと北上するルートです。厳密にはスタートは根津駅、ゴールは西川口駅となっています。

今回のスタート地点となる根津駅です。根津といえばねずっちというくらいの印象しかありませんが(そもそも関係ない)、やはり有名なのは根津神社でしょう。ただし、今回はスルーしました。すんません。

根津駅より少しあるいたところにあるこちらの寺院が、今回の真のスタート地点といってもよいであろう、瑞林寺正行院です。こちらには幕末に活躍した画家・河鍋暁斎の墓があります。今回のルートの趣旨としては、こちらの河鍋暁斎の墓から蕨市の河鍋暁斎記念美術館へ向かうということになっております。

こちら、三崎坂です。どう考えても「みさきざか」と読んでしまいますが、しっかり「さんさきざか」とルビがふってあります。こういうズッコケ地名を集めたいのですが、なかなかストックが貯まりません。

谷中、千駄木、駒込を抜けると北区に入ります。今回のルートはこの北区が大半を占めており、体感7割くらいは北区でした。実際は半分くらいでしょう。
この日は桜が綺麗で、見頃の日でした。桜はそんなに好きなわけではないですが、やっぱり桜が咲いているのを見るとテンションは上がります。おそらくこの日の千鳥ヶ淵や新宿御苑は花見客でごったがえしていることでしょう。でも、ぼくは住宅街のこぢんまりとした桜を見るだけで十分癒されます。

そのまま歩いていると、地震の科学館なる建物を発見しました。なかなか年季が入っています。防災を学んでいる者として入ってみようかなという気にもなりましたが、この日は休館でした。月曜日に散歩するとこういうことが多いですね。

しばらくして、今回の目玉?と言ってもいい飛鳥山公園に到着しました。ここには博物館・記念館が3つもありますが、もちろん全て月曜定休です。時間もないのでまぁいいのですが、なんだか残念な気持ちにはなります。

この日の飛鳥山公園は、月曜日にもかかわらず子連れを中心として結構な盛況っぷりでした。おそらく始業式がまだの子どもたちが遊びに来ていたのでしょう。子どもが公園で遊んでいるのを見るとなんだかいい気分になります。ついこの間まで公園で遊んでいる側だったのに。


この辺りも桜が綺麗で、ついつい写真を撮ってしまいます。周りにも写真を撮っている人がたくさんいました。わざわざ桜を見に出かけるほどではないにしろ、やっぱりぼくも桜が好きなのかもしれません。


東京十社のうちの一社、王子神社に到着しました。東京十社という割には規模は控えめな感じがします。この十社で行ったことある神社といえば亀戸天神、芝大神宮、神田明神、そして今回の王子神社くらいです。いつかは全部回ってみたいです。これもやりたいことリストに入れておきましょう。

王子を抜けるとエリアとしては十条となります。十条といえばやはり駐屯地。門の目の前を通りましたが、通った瞬間ものすごい量の桜吹雪がぼくを襲います。この地点だけなぜか桜が異常に舞っており、かなり謎です。

路地を抜け、赤羽方面へと進んでいきます。ふと、なんだかこの風景が下北沢のあたりに似ていることに気が付きます。ただどちらも道路の拡張工事をしているだけなのでしょうが、こういう散歩中の景色がかつて歩いた街と似ていることに気がつく瞬間というのはなかなか気持ちがいいものです。ぼくが散歩が好きな理由のひとつが、この瞬間です。


ついに北区の中心部、赤羽に到着です。赤羽に来たのは初めてですが、かなり栄えていますね。東口の感じは西武新宿駅と歌舞伎町っぽさを感じます。あんまりいいことではないかもしれません。
駅前には七福神の銅像が並んでいました。なかでもお気に入りなのが、この恵比寿像です。見てください、この躍動感を!なかなか他に類を見ないダイナミックさで素晴らしいです。

赤羽を抜けると荒川が見えてきます。この川を渡ると埼玉県です。河川敷には桜だけでなく芝桜も咲いています。これがまた綺麗で、観光客もけっこうな数がいました。写真では見えないですが、芝桜には「KITA CITY」と書かれていました。もっと他に書くべきことはあるような気もします。

荒川を渡るとついに埼玉県川口市へと突入します。埼玉県へ歩いて入るのは初です。ここまで長かった…と思いつつ、ゴールまではまだ遠いため、改めて気合を入れ直します。

今回の散歩のなかで、最もびっくりした事件があります。それがこれです。一見、なんの変哲もない普通の道路に見えます。ですが実はこの道路、一方通行なのです。ぼくは普通に歩道を歩いていましたが、ふと車道の方を見ると対向車が明らかに反対車線を走っています。それどころか、2車線で並走している車もいるのです。その衝撃の光景に、一瞬どこか違う国へワープしてしまったかとさえ思いました。恐るべし、サイタマ。

路地を歩いていると、なんとヒルマンミンクスが!まさかこんなところでこんな旧車に出会うとは思ってもおらず、ビックリしました。埼玉県という地には、驚かされてばかりです。

こちら、川口信用金庫の看板です。まぁ普通の看板ではあるのですが、特筆すべきはその大きさです。写真で見るとそうでもありませんが、実物はかなり大きく感じます。住宅街に突如として現れるこの看板は少し異様です。とはいえ、住民からしてみればもはや慣れたものなんでしょうね。


ようやくゴールが近づいてきました。この辺りは川口市・戸田市・蕨市の境目あたりです。ここには桜並木の遊歩道がありますが、これが結構綺麗なんですよね。実は今回の散歩中にみた桜の中で、意外にもここが一番感動しました。桜のアーチというのは人の心を動かす力があるように思います。

そうして桜並木を抜けると、ついにゴールの河鍋暁斎記念美術館に到着しました!ここまで本当に長かった。この記念館の定休日は火曜・木曜のため月曜日でも入れる!と意気込んでいたのですが、到着した17時前には既に閉館時間を過ぎておりました。自宅を朝5時過ぎに出たのに間に合わないなんて…。
こうしてゴールに到着し、最寄りの西川口駅まで歩いて今回の散歩は終了です。長い散歩でしたが暑くも寒くもなく、まさに散歩に最適な気候でした。帰ってから思ったのですが、もう少ししてGWを過ぎると梅雨に突入し、梅雨が明けるともう夏で外を歩くなんてできなくなってきます。そう考えると、いいまが一番散歩に適しているのではないでしょうか。考えれば当然のことなのですが、ずっと前からやりたかったこのルートの散歩、この時期にできたのはとてもラッキーだったかもしれません。今年は暑くなる前にあと2-3回は出かけたいものです。次はどこへ行こうか。今のうちに予定立ててちゃんと休み取っておかないとな。
