そして一週間後の今、エリザベスは再びリチャードの執務室で、タブレット端末を手に頭を抱えていた。
「……陛下、わたしは申し上げましたね。毎日何をしたのかを細かく書いていただきたいと」
「ああ。だから書いている」
「確かに」
エリザベスが手にする端末には、リチャードのSNSのホーム画面が表示されている。
『○時○分、地方からの陳情を読む』
『○時○分、某国の大使と会談』
『○時○分、寺院で儀式の打ち合わせ』
『○時○分、帰りに印刷所を視察』
そして一週間後の今、エリザベスは再びリチャードの執務室で、タブレット端末を手に頭を抱えていた。
「……陛下、わたしは申し上げましたね。毎日何をしたのかを細かく書いていただきたいと」
「ああ。だから書いている」
「確かに」
エリザベスが手にする端末には、リチャードのSNSのホーム画面が表示されている。
『○時○分、地方からの陳情を読む』
『○時○分、某国の大使と会談』
『○時○分、寺院で儀式の打ち合わせ』
『○時○分、帰りに印刷所を視察』