煩わしさと寂しさと

いまむら
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今日はお弁当屋さんで昼ごはんを買った。久々に行ったのだが、入って驚いた。調理場と待ち合い場所の間のカウンターに精算機がいくつか置いてあり、注文を聞く店員さんがいないのだ。セルフレジになっている。できているお弁当も置いてあるが、それは自分で取ってバーコードを読み取り自分で決済して袋詰めして帰る。この場合完全に店員と対面しない。私は出来立てのお弁当を買いに来たので、注文したいお弁当のバーコード札をとって精算する。これも最初どうするか分からずキョロキョロしてしまった。受け取りだけは店員さんと対面する。

セルフレジは他に使っている店にもあるので慣れては来たものの、なんとなく、もし高齢になって一人きりになったら、店の人と言葉を交わすことも無くなるのかとちょっと不安になった。接客されるのは苦手なので一人で買えるのは今は気楽でいいのだが。

人手不足とか色々あるのは承知してるし、考えてもなるようにしかならないが、昔は煩わしかったあれこれに何となく「それでもあったほうがいいもの」を感じ出している。

@r_imamura
絵と漫画を趣味で描いてる人。夫と大きめの子。穏やかな日記やちょっと考えたことを書いていきたいです。